クエストNPC
CABAL WIKI
Wikiadmin (토론 | 기여)님의 2025년 9월 25일 (목) 05:51 판 (새 문서: ====フェイトラン★==== '''1.概要''' <div style="display: flex; gap: 2em;"> <div style="flex: 1;"> {| class="wikitable" style="width:100%; text-align:center;" ! colspan="2" |フェイトラン |- |称号|| style="text-align:left;" |なし > ???<ref>魔王</ref> |- |性別|| style="text-align:left;" |男性 |- |種族|| style="text-align:left;" |人間 |- |所属|| style="text-align:left;" |なし > ???<ref>実はプロメテウスによって製作されたクローン...)
フェイトラン★
1.概要
2.背景ストーリー
フェイトランは両親を不幸な事故で失い、孤児となった後、故郷を離れた。しかし、怪物が溢れる世界で幼い少年が一人で旅をするのは容易なことではなかった。
フェイトランは短い時間で怪物の注意をそらす方法で何度も危険を回避した。しかし、この方法にも限界があった。ある日、フェイトランは危機に陥り、死にかけた。その時、彼を救ったのがシルバーウッドだった。それ以来、二人は共に旅をし、古代遺跡を探索している。
所持品として短剣を一本持ち、シルバーウッドから古代文字を学び、読むことができる。世界を放浪していることを除けば、フェイトランは普通の子供と変わらない。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査第2区域でフリードに発見される。初登場時は恥ずかしがり屋な一面を見せる。古代文明の遺跡を探して旅をしていると自己紹介する。フリードから古代遺跡に関する知識が豊富で実力もあると評価され、その後共に行動を開始する。
王は消え
フェイトランが「王の星」であることが判明した直後、シルバーウッドがフリードと一緒にいたフェイトランを連れ去ったという知らせが届く。
ユアンは、まだ襲撃されていない魔物クランを分散して調査しようと提案し、「私」にグリーンディスパイア北西のプラントクランを調査するよう指示する。フェイトランは本当にそこにいた。シルバーウッドと戦い、フェイトランを救出する。救出されたフェイトランは、自分がシルバーウッドのせいで恐ろしいことをしていたと語り、止めてくれて感謝する。フェイトランを拉致していた間、シルバーウッドはクランマスターを倒してコアの欠片を集める計画を立て、フェイトランに従うよう強要していた。そして途中で守護の剣の団員を見つけて殺害した。そのため、フェイトランはシルバーウッドを止められなかったことに罪悪感を抱いていた。
悲しみを埋めて
アリオネルと共に休息していたが、宿舎をシルバーウッドが襲撃し、フェイトランは莫大な力で暴走し、そのまま行方不明になる。その混乱の中でアイクが死亡する。
魔王の根源
ベラドリクスの話を聞き、ポートルイナ近くのファンタズマルクランのレアに行くとフェイトランに会える。「私」を認識したフェイトランは、自分が恐ろしい姿に変わり、時間が残されていないと語る。力を制御する限界を感じ、運命を嘆きながら短剣を渡す。フェイトランは、自分が暴走したらその短剣で終わらせてほしいと絶叫し、姿を消す。
殺王の任務
フェイトランは7つのコアの欠片のうち、ファンタズマルクランから1つを奪い、2つの欠片を集めた。しかし、フェイトランは現実に絶望し、自分を封印するためにベラドリクスとアリオネルを訪ねる。しかし、アリオネルが封印をためらう間に、シルバーウッドが欠片を奪うために襲撃してきた。ベラドリクスはフェイトランを救い、自ら犠牲となり、フェイトランは再び姿を消す。
その後、フェイトランは「死の道」の果てで目撃される。アリオネルは、暴走するフェイトランが自我を失わずに耐えていると語る。意思疎通のため、アリオネルはフェイトランから受け取った短剣を心臓に触れさせ、フェイトランの意志と対話する。
フェイトランは覚醒状態に苦しみながらも、セイント・バレンタインが自分に託した使命を悟ったと語る。セイント・バレンタインは千年後の子孫のためにASCにメッセージを残していた。フェイトランは、アブソリュートソウルコアとどこかに隠されたASC制御装置を破壊することが自分の使命だと受け入れる。アリオネルはフェイトランを助けられないことを悔やむ。
大破壊の根源破棄
永遠の祭壇で再びフェイトランに会う。覚醒の最終段階に達したフェイトランは、かろうじて魔王を抑えていた。フェイトランは「私」とアリオネルに、運命を嘆かないでほしいと語り、アリオネルに王の伴侶としての第二の使命である封印を実行するよう頼む。結局、アリオネルはフェイトランの願いを受け入れ、封印を行い、フェイトランは亜空間に消える。フェイトランの魔王覚醒の余波で、大陸は新たな時代を迎える。
シルバーウッド
1.概要
2.背景ストーリー
フェイトランと共に現れた謎の旅人である。ある日、危険に陥ったフェイトランを救ったことをきっかけに、彼と共に世界を旅し、古代遺跡を探索している。こうして得た経験と知識、そして戦闘能力は、彼が遺跡調査団に受け入れられる一因となった。
しかし実はシルバーウッドはある秘密組織の一員であり、秘密の使命を帯びて行動していた。彼がフェイトランと共にいるのもその使命のためである。その目的とは、魔王の力を奪い取ることだった。
シルバーウッドは遺跡調査団に自分の目的を徹底的に隠し、裏切る機会を狙っていた。しかし、彼の前にミスティックブレードが現れるとは想像もしていなかった。長年の宿敵であるミスティックブレードは、彼を執拗に追いかけ、その使命を妨害している。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査第2区域でフリードに発見される。初対面から「私」を評価するなど、陰気な様子を見せる。フリードから古代遺跡に関する知識が豊富で実力もあると評価され、その後共に活動を始める。
王は消えた
フェイトランが王の伴侶であることを知るや否や、シルバーウッドがフリードと共にいたフェイトランを連れ去ったという知らせが届く。
ユアンはまだ襲撃されていない魔物クランを分散して調査しようと提案し、「私」にグリーンディスパイア北西のプラントクランを調べるよう指示する。フェイトランは本当にそこにいた。シルバーウッドと戦い、フェイトランを救出する。救出されたフェイトランは、シルバーウッドのせいで恐ろしいことをしてしまったと語り、自分を止めてくれて感謝する。フェイトランを拉致していた間、シルバーウッドはクランマスターを倒してコアの欠片を集める計画を立て、フェイトランに従うよう強要していた。そして途中で守護の剣の団員たちを見つけて殺害した。そのためフェイトランは、シルバーウッドを止められなかったことに罪悪感を抱いていた。
悲しみを埋めて
「私」がシリウスとナインに会っている間に宿舎を襲撃する。これに刺激されたフェイトランは、莫大な力で暴走し、そのまま行方不明になる。
プロメテウスの正体
襲撃後、逃走に失敗し、守護騎士一行に捕らえられる。シルバーウッドは尋問にも口を固く閉ざし、頑なに黙り続け、一行を困らせた。
魔王の根源
シルバーウッドを尋問するが成果はない。彼は絶対にフェイトランの行方を話す気がなかった。一方、ユアンは古代文明の核心技術をいくつか知っていた。その一つが、脳神経を刺激して意思に反して真実だけを話させる「真実の樹液」の存在だった。ユアンはそれを「私」に持ってきてほしいと頼む。ミスティックブレードは真実の樹液を見て驚き、自分は目が見えないので「私」に代わりに使ってほしいと頼む。
真実の樹液を使うと、シルバーウッドは知っていることをすべて吐き出す。
彼は、魔王はすでに目覚め、破壊が始まり、制御不能な力で暴走していると語る。そしてASC制御器さえも間もなく魔王の手で破壊されるだろうと言う。また、魔王=ファウスト=セイント・バレンタインであり、ASC制御器を作り封印したのもすべてファウストだと暴露する。その後、シルバーウッドは真実の樹液の副作用で得た力で拘束を破り、脱走してしまう。
殺王の任務
フェイトランは7つのコアの欠片のうち、ファンタズマルクランから1つを奪い、2つの欠片を集めた。しかし現実に絶望し、自分を封印するためにベラドリクスとアリオネルを探しに行く。シルバーウッドはこれに気づき、フェイトランの力を奪うために襲撃する。しかしベラドリクスがフェイトランを救うために身代わりとなり、シルバーウッドの計画は失敗、フェイトランは再びどこかへ姿を消す。
その後、魔王に覚醒したフェイトランが暴走するが、王の伴侶アリオネルと守護の剣によって再び封印されたため、シルバーウッドの任務は失敗したも同然である。さらに宿敵ミスティックブレードが追跡を続けるだろうから、シルバーウッドの未来は暗いばかりだ。
フリード
1.概要
2.背景ストーリー
トレジャーハンターの中でも最も才能ある人物の一人である。特に地形を把握する能力に優れている。
フリードは外海の向こうにある未知の領域を探検する夢を抱き、トレジャーハンターギルドに入り訓練を受けた。彼の本来の目的は遺跡調査とは無縁であった。フリードの社交性と空間認識能力は、トレジャーハンターにとって歓迎される才能だった。実際、彼はいくつかの成果を上げている。
そんなフリードが遺跡調査団に加わったのは、調査団長ベインとその息子の友人という縁によるものだった。フリードの才能に目をつけたベインは、彼を調査団に加入させることに熱心だった。ベインの説得の末、フリードは調査団に加わり、古代の瓦礫を探っている。自分にどんな運命が待ち受けているか想像もせずに。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団の一員として登場する。第2区域を探索中にフェイトランとシルバーウッドに出会う。フリードは彼らが古代遺跡に関する知識も豊富で実力もあると評価し、調査団員として推薦する。
一方、フリードは第2区域を探索中に重要な遺物を発見したが、その遺物は3人で力を合わせてもびくともしなかった。疲れ切っていたフリードは「私」に代わりに遺物を持ち帰ってほしいと頼み、先にキャンプへ戻る。そのため「私」を一人残したと周囲に責められる。遺物が光るカードだとわかると、アルデバランに報告すると言う。その後、それが封印された黙示録のカードであることが判明する。
王の伴侶と守護騎士
「私」が集めたメモリアルコアは、ベラドリクス、ユアン、リン、フリードの顔を順に映し出した。彼らこそ光の守護騎士だった。フリードは自分が王の後を継ぐ光の守護騎士であることに驚く。その後、「私」たちと共にブラッディアイス東の氷山地下バンカーの封印を解き、3枚目の黙示録のカードを見つける。
王は消えた
シルバーウッドがフェイトランを拉致したとき、追わなかったことを悔やむ。
その後、外で活動中の「私」に戻るよう要請する。「私」が別任務を遂行している間、フリードはリン、ユアンと共に秘密裏にフォートルクスに潜入した邪教徒を調査していた。その途中、彼らはダーククランの一員を捕らえることに成功する。しかしダーククランの捕虜は口を割らず、フリードは代わりに尋問してほしいと頼む。
尋問の末、捕虜は自分たちが邪教の復興を利用しており、プロメテウスとも手を組んでいたことを白状する。しかし、ダーククランがプロメテウスの指揮下にあるわけではなく、協力関係に過ぎないと否定する。
実際、魔物クランマスターたちが持つアブソリュートソウルコアの欠片は互いの力に反応していた。彼らは最も強力な7番目の欠片の存在を感じ取り、ダーククランは今後の混乱に備え、邪教を利用して勢力を拡大しようとしていた。捕虜はさらに、プロメテウスが魔王だけでなく、アブソリュートソウルコアを制御できる力を持つ物も探していると明かす。[1]フリードはこの事実を皆に共有する。
悲しみを埋めて
シルバーウッドの襲撃でアイクが死亡し、フェイトランが行方不明になると、シルバーウッドを止められなかったことを悔やむ。一方で、彼がどうやって隠れ家を突き止めたのか疑問に思う。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で一行は3つに分かれ、それぞれ任務を遂行することに。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。「私」とナインはプロメテウスの本拠地を襲撃する。その後、ナインがスパイであることが判明し、仲間が集まったとき、フリードだけはASC制御器の位置を探していて不在だった。
死の地を求めて
シリウスの依頼でフリードを訪ねると、彼は喜ぶ。フリードは捜索に難航していた。ASC制御器の存在は賢者の塔でも上層部しか知らないため、一般人は存在すら知らない。したがって、フリードが世間で探すのは困難だった。彼はまず港の管理人たちに、ASC制御器の存在を知る人物を探してほしいと頼んだという。フリードの方法は功を奏した。港の管理人ポーターがASC制御器の行方を知る人物を見つける。それはヘイルだった。ヘイルからASC制御器の位置を聞き、一行と共にアンデッドグラウンドへ向かう。
殺王の任務
亡者の家の入口に集まる。シリウスの指示で「私」より先に魔法研究員テスキを訪ねる。道がすれ違い、「私」が来るまで長く待ったという。「私」から黙示録のカードを受け取り、シリウスのもとへ戻る。その後、亡者の家にアリオネルとベラドリクスだけがいるのは不安だと、「私」に先に行くよう勧める。その予感通り、フリードがシリウスと共に戻ったときには、宿舎はシルバーウッドに襲撃されていた。ベラドリクスはフェイトランを救うために身代わりとなって死亡し、フェイトランは再びどこかへ姿を消した。
大破壊の根源を断つ
その後、ASC制御器の行方を捜索中、「私」がプロメテウスの本拠地に仕掛けた盗聴器から、その位置を知る。ASC制御器は亡者の塔にあった。リンとシリウスが先に出発し、フリードは連絡を仲間に伝えるために残った。彼はミスティックブレードと共に行くと言い、先に行くよう促す。
しかし、今回もフリードは遅れた。シリウスが死亡したと知ると、移動が意図せず遅れたと語り、今後誰を信じて従うべきか混乱する。ミスティックブレードは、自分がフリードと連絡を取れなかったせいで結果が変わったようだと謝罪する。そして、魔王の封印を待つが、失敗した場合にも備えるべきだと語る。
フェイトランの封印を終えた後、フリードは、かつてシリウスが黙示録のカードを見るたびに「守護の剣を忘れるな」と言っていたことを思い出す。そして、フリードは生き残った守護の剣を探しに旅立つと告げる。
- ↑ ASC制御器である。
ユアン★
1.概要
ユアン | |
---|---|
称号 | 王と対峙できる光の守護騎士 |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
所属 | 傭兵 > 守護の剣 |
職業 | フォースブレーダー |
位置 | 変動 |
年齢 | 24 |
性格 | 外剛内柔。 表面は理性的でリーダーシップがあるが、内面には熱血を秘めている |
2.背景ストーリー
ベラドリクスはユアンを無口な人と表現したが、実際の彼女はかなり謙虚な人物である。ユアンはブレーダーの間で既に生ける伝説とされているが、その事実を他人に誇示することはない。
しかし、彼女が二刀を使うこと以外はあまり知られていない。ユアンは常に理性的な態度でリーダーシップを発揮し、魔王やプロメテウス、そして他人が知らない古代の知識を有している。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団の一員としてベラドリクスに同行して登場する。ユアンは「私」が新人訓練生にしては悪くないと評価し、すぐにくだけた口調で話し始める。その後、調査団の活動を支援する。
王の伴侶と守護騎士
「私」が収集したメモリアルコアは、ベラドリクス、ユアン、リン、フリードの顔を順に映し出した。彼らこそ光の守護騎士だった。ユアンは自分が王と対峙できる光の守護騎士であることに驚く。その後、「私」たちと共にブラッディアイス東の氷山地下バンカーの封印を解き、3枚目の黙示録のカードを見つける。
王は消えた
ナインがヴァンパイアの毒に感染し、解毒剤を探す必要が生じる。ユアンは必要な3種類の解毒剤のうち、プラントクランの解毒剤を入手する。その後、シルバーウッドにフェイトランが拉致されたことを知ると、自責や混乱に陥る仲間たちをなだめ、フェイトランを取り戻す方法を準備する。
ユアンは、シルバーウッドがアブソリュートソウルコアを探す間、フェイトランを連れて魔物クランマスターを探し回るだろうと推測し、まだ襲撃されていない魔物クランを分散して調査しようと提案する。そして「私」にグリーンディスパイア北西のプラントクランを調べるよう指示する。ユアンの予想通り、そこでフェイトランとシルバーウッドに遭遇し、フェイトランを救出することになる。
「私」が別任務を遂行している間、フリードはリン、ユアンと共に秘密裏にフォートルクスに潜入した邪教徒を調査していた。その途中、彼らはダーククランの一員を捕らえることに成功する。しかしダーククランの捕虜は口を割らず、フリードは代わりに尋問してほしいと頼む。
尋問の末、捕虜は自分たちが邪教の復興を利用しており、プロメテウスとも手を組んでいたことを白状する。しかし、ダーククランがプロメテウスの指揮下にあるわけではなく、協力関係に過ぎないと否定する。
実際、魔物クランマスターたちが持つアブソリュートソウルコアの欠片は互いの力に反応していた。彼らは最も強力な7番目の欠片の存在を感じ取り、ダーククランは今後の混乱に備え、邪教を利用して勢力を拡大しようとしていた。捕虜はさらに、プロメテウスが魔王だけでなく、アブソリュートソウルコアを制御できる力を持つ物も探していると明かす。[1]
悲しみを埋めて
席を外している間にシルバーウッドの襲撃でアイクが死亡し、フェイトランが行方不明になる。皆が衝撃で混乱する中、ユアンはアリオネルがフェイトランを守れなかったことや、アイクの死で罪悪感を抱いていることを案じる。一方で、プロメテウスがフェイトランを手に入れる可能性を冷静に考慮していた。ユアンは「私」からASC制御器の存在を知り、プロメテウスの狙いを理解する。この情報を急いでベラドリクスに伝えようとする。
その後、アルデバランの葬儀を終え、「私」に話しかける。ベラドリクスがミスティックブレードを仲間に加え、プロメテウスの追跡を依頼したという。ユアンは彼を無口だが信頼できると評価する。
シリウスが襲撃され、アルデバランとアイクが死亡、フェイトランが行方不明という悪い知らせが重なる中、ユアンは皆の意見をまとめ、ひとまずフォートルイナへ移動することを決定する。「私」にベラドリクスとシリウスに移動の知らせを伝えるよう頼む。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で再会する。村人たちの警戒心のため、村に入れなかったという。ユアンは過去のメタルクランの動きから、地図が本当にプロメテウスの本拠地である可能性を推測する。フォートルイナの廃屋で一行は3つに分かれ、それぞれ任務を遂行することに。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。「私」とナインはプロメテウスの本拠地を襲撃する。その後、ナインがスパイであることが判明し、仲間が集まったとき、ユアンはシルバーウッドを捕らえたが、フェイトランの痕跡は見つけられなかった。シルバーウッドが口を割らないため、ミスティックブレードが尋問中だという。
魔王の根源
シルバーウッドを尋問するが成果はなかった。彼は絶対にフェイトランの行方を話す気がない。ユアンは彼の口を割らせる方法を思いつく。
古代文明の核心技術のいくつかはメタルクランに伝わっており、その一つが「真実の樹液」である。それは脳神経を刺激し、意思に反して真実だけを話させる。ユアンはそれを入手して使おうと提案する。
真実の樹液を使うと、シルバーウッドは知っていることをすべて吐き出す。魔王はすでに目覚め、制御不能な力で暴走していると語る。そしてASC制御器さえも間もなく魔王の手で破壊されるだろうと言う。また、魔王とファウスト、セイント・バレンタインが同一人物であり、ASC制御器を作ったのも彼だと暴露する。
死の地を求めて
ユアンは、壊れたワープ回路が邪教徒の隠れ家で発見されたことから、プロメテウスがすでにASC制御器の位置を把握しているかもしれないと考え、シリウスと相談しようと言う。
殺王の任務
ASC制御器を探すため、一行と共にアンデッドグラウンドへ向かう。シリウスは、フェイトランが魔王として覚醒し暴走しているようだと語り、最終手段を準備する必要があると言う。シリウスは「六つの星」の二つ目の使命を明かす。守護騎士たちはそれぞれ二つの使命を持っており、その中で王と対峙し、その力を打ち砕ける二人がアリオネルとユアンだという。
ユアンの二つ目の使命は「殺王」、アリオネルの二つ目の使命は「封印」である。フェイトランが自ら封印しない場合、光の星たちは二つ目の使命を果たさなければならない。
アリオネルは封印について聞くとフェイトランを同情するが、ユアンは使命をすぐに受け入れる。自分が任務を放棄すればネバレス全体が地獄と化すことを恐れ、殺王の武器を探しに行く。しかし一方で、その武器を使わずに済むことを願っている。
その後、一行はリンとフリードがASC制御器を、ミスティックブレードがシルバーウッドの追跡を、ベラドリクスとアリオネルがフェイトランの封印を準備することに。
ユアンが殺王の武器を探している間にベラドリクスが殺害される。アリオネルは彼の死を仲間に知らせ、簡単な葬儀を行いたいと皆を集める。
知らせを聞いたユアンはベラドリクスの死を信じられず、殺王の武器を使う時が来ることを恐れる。
その後、ベラドリクスの死に激怒したユアンは、フェイトランを倒すために殺王の武器の片方だけを持って魔王を探しに行く。コックスからの急報を受けて駆けつけると、ユアンはフェイトランに殺される寸前だった。ユアンは、魔王に覚醒したフェイトランには太刀打ちできないので自分を置いて行けと言うが、最終的に「私」に救出される。
救出後、ユアンは感情的になりすぎたと謝罪する。魔王に勝てないとわかっていても、仲間が死んでいくのを見ていられなかったのだ。[2]
大破壊の根源を断つ
シリウスが死亡し、亡者の家に再び集まる。それまで冷静な意見を述べていたユアンでさえ、大きな衝撃を受け、自分の無謀な行動のせいだと自責する。自分がいなければシリウスは死ななかったと思っている。ユアンは、魔王の封印に失敗しても、自らの命を賭してネバレスの大破壊を防ぐと決意する。
フェイトランの封印が終わると、ユアンは今後、アリオネルが自分を守れるほど成長するのを助けると語る。
リン
1.概要
2.背景ストーリー
リンは商人の家系に生まれた。しかし、彼女が家業を継ぐ前に、経営問題と他の商人家系との対立で家は破産してしまった。
世間に一人残されたリンは、生き延びるために盗賊ギルドに入った。その結果、性格は荒くなったが、商人出身として培った能力――周囲との調和――は健在だった。一方で、家が没落した際に得た教訓は、彼女に力を求めさせた。
この二つの性格が融合した結果、リンは仕事では荒っぽいが、仲間には義理堅い人物となった。やがて実力を認められ、盗賊ギルドの首領となる。しかし、リンは強盗というより義賊に近い性格であり、それは周囲を感化する一方で、内部の既存勢力の反発を招いた。
リンに反発した盗賊ギルドのカシュは、外部から傭兵を雇い反乱を起こし、リンの命を狙った。しかし、他の部下たちの助けで、リンは負傷しながらも脱出に成功した。リンはカシュへの復讐を誓い、かつての恋人ベインが自分を救ってくれたことに感謝した。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
ベインの初恋エピソードで初登場。当時、ネバレス全域で盗賊ギルドが商隊を襲撃する事件が発生し、各国は頭を悩ませていた。ベインは異変を感じ、事情を調べてほしいと依頼する。盗賊ギルドマスターのリンは、ベインのよく知る人物だったのだ。
ベインの依頼を受け、盗賊ギルドの倉庫に向かうと、リンは部下カシュが起こした襲撃で負傷していた。リンはベインが助けを頼んだことに感謝しつつ、自分は部下に卑劣なことはさせないと否定する。リンはカシュへの復讐を誓った後、気絶し、「私」によって調査団キャンプへ運ばれる。
王の伴侶と守護騎士
「私」が収集したメモリアルコアは、ベラドリクス、ユアン、リン、フリードの顔を順に映し出した。彼らこそ光の守護騎士だった。知らせに行くと、リンは命を救ってくれたことに感謝し、自分が王の影として生まれ変わった光の守護騎士であることに驚く。その後、「私」たちと共にブラッディアイス東の氷山地下バンカーの封印を解き、3枚目の黙示録のカードを見つける。
王は消えた
ナインがヴァンパイアの毒に感染し、解毒剤を探す必要が生じる。リンは必要な3種類の解毒剤のうち、アンデッドクランの解毒剤を入手する。その後、シルバーウッドにフェイトランが拉致されたことを知ると、リンは彼が最初から陰気で気に入らなかったと非難し、早急に対策を立てようと提案する。
「私」が別任務を遂行している間、リンはフリード、ユアンと共に秘密裏にフォートルクスに潜入した邪教徒を調査していた。その途中、彼らはダーククランの一員を捕らえることに成功する。しかしダーククランの捕虜は口を割らず、フリードは代わりに尋問してほしいと頼む。
尋問の末、捕虜は自分たちが邪教の復興を利用しており、プロメテウスとも手を組んでいたことを白状する。しかし、ダーククランがプロメテウスの指揮下にあるわけではなく、協力関係に過ぎないと否定する。
実際、魔物クランマスターたちが持つアブソリュートソウルコアの欠片は互いの力に反応していた。彼らは最も強力な7番目の欠片の存在を感じ取り、ダーククランは今後の混乱に備え、邪教を利用して勢力を拡大しようとしていた。捕虜はさらに、プロメテウスが魔王だけでなく、アブソリュートソウルコアを制御できる力を持つ物も探していると明かす。[1]
悲しみを埋めて
シルバーウッドの襲撃でアイクが死亡する。怒りに燃えたリンは、彼に報復し、命を賭けて代償を払わせると誓う。その後、シルバーウッドとフェイトランの行方がわからないとし、「私」に地図とナインを信じてフォートルイナでプロメテウスの本拠地を攻撃することに賛成する。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で一行は3つに分かれ、それぞれ任務を遂行することに。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。「私」とナインはプロメテウスの本拠地を襲撃する。その後、ナインがスパイであることが判明し、リンはプロメテウスの計画に踊らされていたことに戦慄する。しかし、プロメテウスもリスクを負って進めた計画が失敗したため、困っているだろうと語り、フリードがASC制御器を探していると知らせる。
その後、リンはフォートルイナの廃屋でASC制御器の位置を調査中、魔法使いギルドの上層部が交代した事実を突き止める。リンは、交代した幹部に偽装したプロメテウスが潜入したのではないかと疑う。魔法使いギルドの幹部の一人がメタルクランと親しくしていることを知り、それを阻止するよう「私」に依頼する。
魔王の根源
真実の樹液を使うと、シルバーウッドは知っていることをすべて吐き出す。魔王はすでに目覚め、制御不能な力で暴走していると語る。そしてASC制御器さえも間もなく魔王の手で破壊されるだろうと言う。また、魔王とファウスト、セイント・バレンタインが同一人物であり、ASC制御器を作ったのも彼だと暴露する。
リンは、ASC制御器が破壊され、フェイトランが完全に魔王として覚醒すれば終わりだとし、プロメテウスとフェイトランを止めるべきだと主張する。
一方で、伝え忘れていたことがあると言い、ベラドリクスとシリウスが「私」を急いで探していたと告げ、フォートルクスの官邸に急ぐよう促す。
殺王の任務
ASC制御器を探すため、一行と共にアンデッドグラウンドへ向かう。シリウスは、フェイトランが魔王として覚醒し暴走しているようだと語り、最終手段を準備する必要があると言う。シリウスは「六つの星」の二つ目の使命を明かす。守護騎士たちはそれぞれ二つの使命を持っており、その中で王と対峙し、その力を打ち砕ける二人がアリオネルとユアンだという。[2]
その後、一行はリンとフリードがASC制御器を、ミスティックブレードがシルバーウッドの追跡を、ベラドリクスとアリオネルがフェイトランの封印を準備することに。
ユアンが殺王の武器を探している間にベラドリクスが殺害される。アリオネルは彼の死を仲間に知らせ、簡単な葬儀を行いたいと皆を集める。
ベラドリクスが殺害されたとき、リンは調査区域でASC制御器を捜索中だった。リンは、アイクに続きベラドリクスまで死んだという知らせに激怒する。
大破壊の根源を断つ
その後、ASC制御器の行方を捜索中、「私」がプロメテウスの本拠地に仕掛けた盗聴器から、その位置を知る。ASC制御器は亡者の塔にあった。この事実を知ったリンとシリウスは先に出発したが、彼らが塔に入った瞬間、リッチ・リーゲルの部下たちが襲撃してきた。シリウスは負傷したリンを外に逃がし、再び塔へ戻った。リンはシリウスの安否を案じ、彼を探すよう頼む。幸い、シリウスは生きていたが、重傷を負っていた。
その後、前代賢者リッチ・リーゲルが目覚め、最終決戦が迫ると、「私」にネバレスの運命がかかっていると激励する。リッチ・リーゲルを倒すと、ASC制御器も破壊され、彼も死んだため、プロメテウスも瓦解するだろうと語る。一方で、シリウスは遺言を残して死亡する。その後、亡者の家で仲間たちと再会するが、悲しみに浸る間もなく、フェイトランがアリオネルを永遠の祭壇へ連れ去る。あまりに突然の出来事で、誰も止められなかった。
リンは、これがフェイトランの意思なのか、それとも魔王が自らを封印しようとしているのか疑問に思う。アリオネルによって大破壊を防ぎ、魔王を封印すると、リンは結果的に不完全な人間の時代が訪れたことに苦々しさを覚える。それでも皆が無事であることに安堵する。
フェイトランの封印後、仲間たちが集まった場で、リンは盗賊ギルドを再建し、自分を助けてくれた人々を支援する方法を探すと語る。
ミスティックブレード
1.概要
ミスティックブレード | |
---|---|
称号 | なし |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
所属 | なし[1] > 守護の剣 |
職業 | 戦士 |
位置 | 変動 |
年齢 | 30 |
性格 | 寡黙で静か |
2.背景ストーリー
寡黙で静かな正体不明の戦士ミスティックブレードは、かつてある秘密組織の一員だった。しかし、彼は不明な理由でその組織を離脱した。その過程で視力を失ったが、代わりに超感覚的な力を得た。
現在、ミスティックブレードは世界を放浪し、秘密組織の手がかりを追っている。特に、自分の視力を奪ったシルバーウッドを追跡している。詳細は不明だが、彼の行動から、ミスティックブレードを盲目にした張本人がシルバーウッドであることは間違いない。
シルバーウッドを追う途中、ミスティックブレードは偶然アルデバランと出会い、会話を交わした後、相互協力関係となった。その後、アルデバランの死をきっかけに、ミスティックブレードはネバレスを魔王復活と大破壊の危機から救う戦いに加わることになる。
3.ゲーム内クエストでの行動
悲しみを埋めて
死亡したアルデバランの代わりにベラドリクスと会う際に紹介される。ミスティックブレードはアルデバランと協力関係にあり、彼の任務を手伝っていたが、アルデバランが襲撃されたことを知り救出に向かった。しかし到着したときには、アルデバランはすでに息絶える寸前だった。アルデバランはミスティックブレードに賢者の塔内部のスパイ調査記録と、自身が突き止めたスパイの情報を託した。その後、彼はアルデバランの遺体を救出し、フォートルクスへ運んだ。裏切り者の正体は、賢者の塔の別の賢者、リーゲルだったという。その後、フォートルイナへの移動に賛成するが、一行の中にプロメテウスに操られている者がいる可能性を指摘する。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で仲間たちと合流する。霧に覆われたフォートルイナに不吉な気配を感じ、誤った選択をしたのではないかと懸念する。そこで一行は3つに分かれ、それぞれ任務を遂行することに。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。追跡の末、シルバーウッドの捕縛に成功する。
魔王の根源
シルバーウッドを尋問するが成果はなかった。彼は絶対にフェイトランの行方を話す気がない。ユアンは彼の口を割らせる方法を思いつく。
古代文明の核心技術の一つに「真実の樹液」があり、それは脳神経を刺激し、意思に反して真実だけを話させる。ユアンはそれを入手して使おうと提案する。
真実の樹液を入手すると、ミスティックブレードは視覚を失っているため使用が難しいとして、尋問を任せる。
真実の樹液を使うと、シルバーウッドは知っていることをすべて吐き出す。魔王はすでに目覚め、制御不能な力で暴走していると語る。そしてASC制御器さえも間もなく魔王の手で破壊されるだろうと言う。また、魔王とファウスト、セイント・バレンタインが同一人物であり、ASC制御器を作ったのも彼だと暴露する。
ミスティックブレードは、セイント・バレンタインが魔王を封印する場面を目撃した者が一人もいないことを指摘し、シルバーウッドの言葉が真実なら別の対策を講じる必要があると語る。
殺王の任務
ASC制御器を探すため、一行と共にアンデッドグラウンドへ向かう。ベラドリクスが殺害されたとき、ミスティックブレードはシルバーウッドを追跡していた。彼はその知らせを聞き、シルバーウッドに欺かれて取り逃がしたと悔やむ。ユアンに知らせを託し、先に亡者の家へ向かう。
その後、一人で飛び出したユアンが負傷して戻ると、ヘイルから治療薬を入手したと語る。しかし、ヘイルが「私」に謎の薬瓶をもう一つ渡した。ミスティックブレードはその薬の正体を知らないため、フォートルイナの魔法商人ソヨンに調べてもらうよう勧める。
大破壊の根源を断つ
シルバーウッドの痕跡を追う途中、異変を察知して戻ってくる。ミスティックブレードは視覚を失っているが、その分他の感覚が鋭く、デスジャイアントの生息地付近で魔法使い特有の薬品の匂いと血の匂いを感じたという。彼はそこにプロメテウス一味の本拠地があると推測する。その後、再びシルバーウッドを急追する。
シリウスの死後、仲間たちが集まった際、連絡が遅れたことを謝罪する。魔王の封印を待つが、失敗した場合にも備えるべきだと語る。
その後、魔王の暴走の影響で大陸に不穏な気配が漂っており、これも魔王と関係があるようなので調査を依頼する。
フェイトランの封印が終わると、ミスティックブレードは再びシルバーウッドを追うと宣言する。二人のどちらかが死ななければ、この物語は終わらないと語る。
「私」に今後の予定を尋ね、やることがないなら一つ頼みがあると言う。ミスティックブレードは、先に命を落としたアイク、アルデバラン、ベラドリクス、シリウスを追悼する小さな碑を完成させてほしいと頼む。自分が作りかけたものが亡者の家の近くにあるので、それを仕上げてほしいと。
- ↑ 正体不明の組織。おそらくシルバーウッドと同じ組織出身と推測される。
アリオネル★
1.概要
2.背景ストーリー
フォース魔法の名門、クルーズ家出身の見習い魔法使い。
アイクにはお転婆だと評されるが、アリオネルの召喚魔法の腕前は確かである。時には、彼女の魔法は他人が容易に真似できないほどであり、アカデミーの学長すら凌ぐ面もある。問題は、アリオネルの魔法がやや不正確で、やや制御不能で、やや気まぐれだという点だけだ。
ある時、アリオネルは魔法を使う際に古代の強力な召喚獣を誤って呼び出す事件を起こした。そのせいで大変なことになりかけたが、その事件のおかげでアルデバランの目に留まった。彼は熟考の末、アリオネルを遺跡調査団に加入させることを決定した。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団の一員として登場。自分を「そそっかしい」と紹介する。魔法がまだ未熟で、古代召喚獣を誤って呼び出し大変なことになりかけたが、そのおかげで調査団に選ばれたと語る。アイクがよく面倒を見てくれると紹介し、会ってみることを勧める。
王の伴侶と守護騎士
遺跡調査から戻ると皆が姿を消しており、戸惑っていた。三枚目の黙示録のカードによって王の伴侶に指名され、自らの運命を知る。アリオネルは小さな少年の幻影を見るが、その顔ははっきり見えなかった。強い頭痛と共に、少年を永遠の空間に押し込む幻影を見たという。自分が王の伴侶という運命を知り混乱するが、結局受け入れることを決意する。その後、シリウスと守護騎士たちに会うため、ワープ魔法で空間を飛び越え、シリウスと合流する。シリウスは、最後の王の星を除き六つの星が揃ったので、王を探さねばならないと語る。
王は消えた
ブラッディアイスの鉱山地域でヴァンパイアの巣を発見し入るが、ナインはおらず、アリオネルだけが泣いていた。彼女は、アイクと共に遺跡調査中、ナインがヴァンパイアに拉致されるのを目撃したという。アイクはナインを救うため巣に入ったが、消息を絶った。救出後、アイクは無事だが、ナインはヴァンパイアの毒に感染し危険な状態だった。
その後、シルバーウッドが「背徳の騎士」であることが判明すると、アリオネルは幻影の少年がフェイトランだったことを思い出し、悲しむ。フェイトラン捜索に参加し、「私」が彼を見つけると、無事でよかったと感謝し、気づかなかったことを謝罪し、自分が看病すると申し出る。
悲しみを埋めて
フェイトランのそばを守っていたが、「私」とナインが宿を出た直後、シルバーウッドの襲撃を受け、フェイトランを奪われ、アイクが死亡する。アリオネルは、なぜシルバーウッドが自分たちの居場所を知っていたのか疑問に思う。
シリウスが襲撃され、アルデバランとアイクが死亡、フェイトラン失踪という悪報が重なる中、彼女は二人の死を無駄にしないと誓い、フェイトランを現王に覚醒させ、ネバレスを救うため命を懸けると約束する。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で一行は三手に分かれ、それぞれ任務を遂行する。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。「私」とナインはプロメテウスの本拠地を襲撃する。シリウスと「私」が負傷して戻ると、シリウスまで失うのではと涙を流す。後にナインがスパイであることが判明し、再び泣くまいとしたが、シルバーウッドを見てアイクを思い出し涙をこぼす。
魔王の根源
シルバーウッドを尋問するが成果はなかった。彼は絶対にフェイトランの行方を話す気がない。ユアンは彼の口を割らせる方法を思いつく。
古代文明の核心技術の一つに「真実の樹液」があり、それは脳神経を刺激し、意思に反して真実だけを話させる。ユアンはそれを入手して使おうと提案する。
真実の樹液を入手すると、ミスティックブレードは視覚を失っているため使用が難しいとして、尋問を任せる。
真実の樹液を使うと、シルバーウッドは知っていることをすべて吐き出す。魔王はすでに目覚め、制御不能な力で暴走していると語る。そしてASC制御器さえも間もなく魔王の手で破壊されるだろうと言う。また、魔王とファウスト、セイント・バレンタインが同一人物であり、ASC制御器を作ったのも彼だと暴露する。
アリオネルは、ファウストとセイント・バレンタインが同一人物だとは信じがたく、フェイトランの暴走が始まったことを哀れむ。
殺王の任務
ASC制御器を探すため、一行と共にアンデッドグラウンドへ向かう。シリウスは、フェイトランが魔王として覚醒し暴走しているようだと語り、最終手段を準備する必要があると言う。シリウスは「六つの星」の二つ目の使命を明かす。守護騎士たちはそれぞれ二つの使命を持っており、その中で王と対峙し、その力を打ち砕ける二人がアリオネルとユアンだという。
ユアンの二つ目の使命は「殺王」、アリオネルの二つ目の使命は「封印」である。フェイトランが自ら封印しない場合、光の星たちは二つ目の使命を果たさなければならない。
アリオネルは封印について聞くとフェイトランを同情し、その哀れな少年を永遠の空間に閉じ込めることはできないと語る。
その後、一行は三手に分かれ、リンとフリードがASC制御器を、ミスティックブレードがシルバーウッドの追跡を、ベラドリクスとアリオネルがフェイトランの封印を準備することに。しかし、亡者の家にフェイトランが現れ、封印を頼む事態となる。アリオネルはためらい、この時シルバーウッドが魔王の力を奪うため襲撃してくる。ベラドリクスはフェイトランを守り、命を落とす。アリオネルは彼の死を仲間に知らせ、簡単な葬儀を行いたいと皆を集める。
葬儀後、リンとフリードはASC制御器を捜索するが手がかりはなく、ミスティックブレードも成果を得られない。シリウスは魔王の暴走が加速していることを懸念し、アリオネルに王の伴侶として二つ目の使命を果たす準備を頼む。魔王の気配が強まっているため、アリオネルは本能的に彼を見つけられるはずだという。そして、かつてフェイトランが「私」に渡した短剣に彼の意志が宿っており、それを通じて対話できると推測する。アリオネルは自信がないが、さらなる犠牲を防ぐため行動を決意し、フェイトランの居場所を本能で突き止める。
死の道の果てでフェイトランを目撃する。アリオネルは、彼が魔王の中で自我を失わず耐えていると語り、短剣を心臓に触れさせ、彼の意志と向き合う。フェイトランは苦しみながらも使命を理解しており、アリオネルは助ける術がないことを悔やむ。
シリウスが死亡し、亡者の家に仲間が再集結する。アリオネルは彼の死を悼み、これ以上誰も失いたくないと語る。すべてがフェイトランの意志にかかっていることに無力感を覚える。
大破壊の根源を断つ
リッチ・リーゲルとの戦闘後、最終覚醒段階のフェイトランと対峙する。彼はアリオネルを永遠の祭壇へ連れて行き、自らの封印を頼む。フェイトランは辛うじて魔王を抑えており、運命を嘆かないでほしいと語る。そして、アリオネルに王の伴侶として無事に二つ目の使命「封印」を果たすよう頼む。アリオネルはその願いに従い、フェイトランを永遠の空間に封印する。
番外ストーリー
プレイヤーはアンデッドグラウンドの宿でアリオネルと出会う。ゴーストブレーダーが気になる彼女は、プレイヤーに討伐を依頼する。今後ここを拠点にする予定だからだ。プレイヤーは「任せろ」と言い宿を出る。宿を出たプレイヤーはゴーストブレーダーとゴーストブレーダー+を討伐し、再び宿へ戻る。再会したアリオネルは、周囲が片付いたおかげで活動範囲が広がったと喜ぶ。
ナイン
1.概要
ナイン | |
---|---|
称号 | なし |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
所属 | 賢者の塔 > ???[1] |
職業 | 研究員 |
位置 | 変動 |
年齢 | 17 |
性格 | 傲慢 |
2.背景ストーリー
ナインはアカデミー時代から有望な学生だった。そのため、進路を魔法使いギルドではなく賢者の塔に選んだのは当然のことだった。彼女は優秀な成績でアカデミーを卒業し、最年少で賢者の塔の研究員となった。
ナインの聡明で鋭い姿は賢者たちにも好印象を与え、彼女は賢者の塔にうまく適応しているように見えた。
しかし、ある日ナインは賢者の塔に保管されていた資料の中に奇妙なものを発見する。それは些細なことだったが、彼女に不快な違和感を残した。ナインはそれを無視できず、密かに深く調べ始めた。
その結果、彼女が知ったのは衝撃的な事実だった。賢者の塔だけでなく、世界を裏で操る秘密組織が暗躍していたのだ。しかも彼らはネバレスに混乱を引き起こし、魔王の復活を企んでいた。彼らはナインが秘密を知ったとわかれば、決して放っておかないだろう。
秘密を知ったナインは賢者の塔を抜け出し、身を隠した。予想通り、賢者の塔は追跡部隊を送り込んだ。ナインは捕まることを想定し、得た情報を二つに分けて隠し、極寒の地へと逃げ込んだ。
3.ゲーム内クエストでの行動
王は消えた
アカデミーを卒業し賢者の塔に就職したが、重要な資料を盗み出して逃亡中。裏切り者の立場だが、賢者ベラドリクスはナインを信じ、保護しようとする。依頼を受けた「私」は彼女の痕跡を追い、ブラッディアイスへ向かう。しかし、ナインはすでにヴァンパイアに拉致されていた。
救出後、ナインはヴァンパイアの毒に侵され危険な状態にある。他の魔物クランから入手した解毒剤を投与し治療する。意識を取り戻したナインは命を救ってくれたことに感謝し、今は疲れたので休むと言う。
回復後、ナインはネバレスで起きた事件の黒幕が誰なのか突き止めたと語る。それは秘密結社プロメテウスだった。
プロメテウスは賢者の塔やポリス、コロニーに潜伏し、ネバレス商団連合会や魔法使いギルドを操って魔物クランマスターのアブソリュートソウルコアの欠片を奪おうとしていた。また、彼らは魔王の復活を計画し、フェイトランは彼らが作り出した魔王のクローンだった。
ナインは賢者の塔を脱出する際、プロメテウスの本拠地が記された地図を持ち出していた。そのため追われていたのだ。捕まることを想定し、地図を二つに分けて隠した。
しかし、一枚はブラッディアイス北部でゴーストに奪われ、もう一枚はフォートルクスに隠した。だが、見つけた地図は損傷が激しく判読不能だった。復元をヘイルに依頼するが、地図は象徴だらけで正確な情報は得られない。さらに、復元を任せたヘイルも行方不明となり、残りの解読はシリウスに託される。ナインは回復したので、直接シリウスに会い、これまでの経緯を報告すると言う。
悲しみを埋めて
シリウスと話した後、ナインは嫌な予感がすると言い、フェイトランを守ってほしいと頼む。プロメテウスが彼を狙うかもしれないというのだ。ナイン自身はシリウスと共にヘイルを探すと言う。その言葉通り、宿に戻るとフェイトランが拉致され、アイクが死亡していた。
シリウスが襲撃され、アルデバランとアイクが死亡、フェイトラン失踪という悪報が重なる中、ナインはフェイトラン捜索も重要だが、まずプロメテウスの本拠地を急襲すべきだと主張する。そうすればフェイトランの行方もわかるはずだと。
プロメテウスの正体
フォートルイナの廃屋で一行は三手に分かれ、それぞれ任務を遂行する。ミスティックブレードとユアン、アリオネルはシルバーウッドを追ってフェイトランを探し、フリードとリンはASC制御器を探す。ナインと「私」はプロメテウスの本拠地を襲撃する。
ナインのメモを頼りに進むと、キャプテンマークに扮したシリウスがリーゲルと対峙する場面に遭遇する。この時、ナインがヴァンパイアに操られ、プロメテウスのスパイとして活動していたという衝撃の事実が判明する。プロメテウス本拠地襲撃計画自体が、最初から彼らの仕掛けた罠だったのだ。この結果、シリウスと「私」は負傷し撤退、ナインはプロメテウスの元へ戻る。
- ↑ プロメテウスに操られ、守護の剣でスパイとして活動する。
研究員ヘイル
1.概要
2.背景ストーリー
ヘイルは長年、賢者の塔で働き、現在は傘下研究所で特殊なコロニーを担当している。また、賢者シリウスの古くからの友人でもある。
ヘイルの実力はネバレスでも最高とされ、その腕を知る者は皆、彼に分析を依頼したがる。そのため、彼の仕事が途切れることはない。
ただし、ヘイルは非常に短気で気難しい。研究所周辺に魔物を大量に放ち、他人の接近を防ぐほどだ。
さらに、彼がギャンブル中毒で変わり者であることは有名である。時には借金を返すために貴重な実験体を売り払うこともある。それでも、ヘイルは文句を言いながらも他人の頼みを断らない。
3.ゲーム内クエストでの行動
異常現象
オフィサー・ダンハイクの依頼で訪れ、初めて出会う。ダンハイクはヘイルの気難しさを警告するが、実際、初対面から「新米のくせに図々しい」と怒鳴られる。そして、サンプル分析の代わりに、ブラッディアイスでゾンビの血液サンプルを届けるよう要求する。要求を受け入れると、「ブラッディアイスで疫病が流行っているから命を大事にしろ」と忠告する。
その後、グリーンディスパイアで行方不明になったジャングル探検隊が入手したサンプルを分析するため再訪すると、「よくブラッディアイスで生き延びたな」と皮肉を言いながらも迅速に分析する。ヘイルは、探検隊失踪の原因が鉱石内部に存在する寄生植物であることを突き止める。
王の伴侶と守護騎士
再び訪れると面倒くさがるが、シリウスの名を出すと態度を変え、すぐに象徴の解読を終え結果を伝える。「死を忘れた真理の探求者」はスケルトンメイジ、「砂漠の地で眠れぬ戦士」は特別なマミー、「血の世界を見つめる巨大な欲望」はヒュージスパイダー、「吹雪舞う祭壇での集い」はブラッディアイスの吹雪の祭壇を意味するという。吹雪の祭壇で千年の秘密を解く者だけが望むものを得られると語る。ヘイルの解釈に従い祭壇の謎を解くと、二枚目の黙示録のカードを入手できる。
その後、別の黙示録のカードのために探すが、ヘイルはギャンブルの借金で姿を消していた。さらに、解読に必要な古代研究書をテスキに預け、金を借りていた。テスキから古代解読書を取り戻すと、「ギャンブルでこんな貴重品を売るなんて」と嘆きながらも、快く貸してくれる。
魔物クランの挑発
ジャングルで行方不明になった探検隊の遺体を持ち帰ると検死してくれる。ただし、その代わりにミトロフが失くした武器を取り戻すよう要求する。代金を受け取れず損をしているからだ。武器を取り戻すと、ミトロフから代金を受け取り、検死結果をシュターバックに送る。
王は消えた
ナインの依頼で、プロメテウスの本拠地が記された地図の復元を担当する。ヘイルは「休みたいのに仕事を押し付けるな」とぼやく。
死の地を求めて
フリードの依頼を受けた港管理人ポーターは、ASC制御器の行方を知る人物を見つける。それがヘイルだった。ギャンブルをやめたと思われていたが、再びのめり込み、これまで集めた高級実験体を売って資金を作っていた。しかし、今は資金が尽きている。
ポーターは「高級実験体を捕まえて渡せば会ってくれる」と言う。実験体を渡すと、ヘイルは直接会うことを要求する。ASC制御器について尋ねると、彼はこう語る。
数百年前、ヘイルの師はASC制御器をアンデッドグラウンドに移した。当時、賢者の塔はこの物を誰にも知られない場所に隠すと合意していた。そのため、七賢者の代わりに最古参の研究員だった師が、それをアンデッドグラウンドに封印したという。ただし、あまりに昔のことなので正確な位置は覚えていない。アンデッドグラウンドの場所を教えてくれる。
大破壊の根源を断つ
シリウスの指示でヘイルに盗聴装置を取りに行くと、彼は扉を開けて待っていた。「ゴーストブレーダー+の剣くらいの土産を期待していた」と言う。ゴーストブレーダー+の剣を渡すと、無線盗聴装置をくれる。
シリウスの死後、再会すると、賢者の塔が破壊されたという噂が事実であることを告げる。それを破壊したのは魔王であり、賢者たちもある程度予想していたのか、平然としていたという。
ヘイルは、ネバレスを導いてきた賢者の塔が崩壊したことで、今後大きな問題が起きると語る。また、近い将来、プロキオンとカペラの戦争が勃発し、それが人間の時代の幕開けを告げる戦いになると予言する。そして、かつてシリウスから託された手紙を渡す。
魔法研究員テスキ
1.概要
2.背景ストーリー
テスキは利己的で冷笑的なコアアルケミストとして知られている。彼は数十年間、魔法使いギルドに所属して研究を続けてきたが、現在はギルドを離れ、なおも実験に没頭している。
かつてテスキは魔法使いギルドの幹部にまで上り詰めるほど、その能力を認められていた。しかし、ギルド内部で起きる争いに嫌気が差し、独立した。
表面上は無愛想でぶっきらぼうだが、気に入った相手には自分の物をあっさり譲ることもある。あの厄介なヘイルを困らせることをあっさり諦めるほどだ。
3.ゲーム内クエストでの行動
王の伴侶と守護騎士
ヘイルの古代解読書の件で訪れると、最初は追い返そうとするが、最高級の魔法素材である寄生キノコを見て態度を変える。テスキはヘイルが気に入らないが、寄生キノコを受け取る代わりに古代解読書を返してくれる。
暗黒の魔法使いギルド
再び訪れると、以前会ったことを覚えており、「また何かあったのか」と尋ねる。魔法使いギルドのスクロールを要求すると、「やはりな」という反応を見せる。テスキは、怪しい黒魔術師たちが入り込まなければ、魔法使いギルドは問題なくやっていけただろうと語る。彼らはある日突然ギルドに現れ、混乱を引き起こし、テスキはそれに嫌気が差してギルドを離れたのだ。
殺王の任務
テスキはフォートルイナの研究室からグリーンディスパイアの研究室に戻っている。最後の黙示録のカードを持って行くと、興味なさそうにしながらも特別な装置を作ってくれる。
一般クエスト
ソルメの話を聞いて訪れると、ちょうどテスキは腕の立つ戦士を探していた。久しぶりに「私」と会えて喜ぶ。実はテスキは、機械工学と魔法を融合させる方法を探すため、フォートルイナに来ていた。しかし、メタルクランの魔物があまりに凶暴で、研究が進まなかった。仕方なく、テスキは「私」にハウンドS-01の心臓を持ってきてほしいと頼む。
調査団長ベイン
1.概要
2.背景ストーリー
ベインはアカデミーを首席で卒業し、賢者の塔に入った。古代史研究に最も多くの知識と資料を持つのが賢者の塔であり、古代遺跡に強い関心を持つベインがそこに入るのは必然だった。
しかし、賢者の塔で彼に与えられた仕事は想像とは異なっていた。ベインは外での活動を期待していたが、実際の仕事は机に向かって文献を探すことだった。この状況に不満を感じたベインは、アルデバランとベラドリクスが組織した遺跡調査団に志願した。
現在は一児の父だが、過去にはリンと恋人関係にあったことがある。これは誰も知らない秘密である。また、ベインは息子の友人であるフリードを調査団に加入させ、アルデバランとは深い信頼関係を築いている。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団で賢者アルデバランに同行している。「私」が調査団のメンバーと挨拶を交わす際、フリードに会うことを勧める。
その後、盗賊ギルドが横行しているという知らせを聞き、不快感を示すが、それは盗賊ギルドのマスターが誰かを知っていたからだ。盗賊ギルドによる略奪や襲撃はリンがするような行為ではなかった。疑念を抱いたベインは、リンはそんな人物ではないと弁護し、何かがおかしいと主張する。そして、盗賊ギルド内部で問題が起きていないか、リンが無事かを調べてほしいと依頼し、ギルド倉庫の位置を教える。リンを救出すると、彼女を助けてくれたことに感謝する。
王は消えた
ベラドリクスの依頼で訪れると、ベインは歓迎する。先に到着した仲間たちから、前代賢者シリウスと光の六つの星について聞いたと語り、彼らはそれぞれの区域で調査活動に出ているという。メンバーが戻ったらASC制御器について伝えると話し、アルデバランの代わりにベラドリクスへ送る活動報告書を渡す。
助手コープランド
1.概要
2.背景ストーリー
過去、賢者の命令で特別戦闘コロニーが設立された当初、そこに派遣される人員は質の高い精鋭で選抜された者たちだった。しかし、次第に危機感が薄れ、各国の関心が低下すると、特別戦闘コロニーへの派遣は危険な割に得るものが少ない閑職と見なされるようになった。
コープランドはそのような状況下で昇級試験担当として派遣された。彼は過酷なコロニー環境に何とか適応し、現在はオフィサーやインストラクターを補佐しながら昇級試験業務を担当している。
3.ゲーム内クエストでの行動
ブラッディアイス / デザートスクリーム / グリーンディスパイア
地域インストラクターの指示で、訓練生の昇級予行演習を代行する。コープランドは昇級プロセスについて説明し、昇級対策の練習を行わせる。
アイク
1.概要
2.背景ストーリー
アイクは賢者の塔所属の官僚として遺跡調査団に派遣された。いわばエリートコースを歩んできた人物であり、そのことに誇りを持っている。そのため、彼は遺跡調査団の仕事を危険だが価値のあるものと考えている。
しかし、アイクが危険な任務に挑む内面的な動機は、承認欲求と劣等感にある。実際、彼は幼い顔立ちと弱々しさを気にしており、自分とは正反対の性格を持つ弟に嫉妬している。そのため、危険を承知で自ら遺跡調査団に志願したのだ。
アイクは、自分がドジなアリオネルの世話をしていると言うが、実際には彼女に密かに想いを寄せている。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団の一員として登場。「私」の活躍について、すでに他の人から聞いていると言う。
遺跡調査中、アリオネルとフリードの帰還が遅れると、捜索を依頼する。自分はアリオネルのもとへ向かうので、「私」にはフリードを探してほしいと頼む。
王は消えた
ブラッディアイスの鉱山地域でヴァンパイアの巣を発見し入るが、ナインはおらず、アリオネルだけがいた。アリオネルによると、彼女とアイクは遺跡調査中にヴァンパイアにナインが拉致されるのを目撃したという。救出後、アイクは無事だが、ナインはヴァンパイアの毒に感染し危険な状態だった。
悲しみを埋めて
宿舎に残っていたところ、シルバーウッドの襲撃を受ける。アリオネルを守るために戦い、代わりに命を落とす。
スカイルド
1.概要
2.背景ストーリー
スカイルドはネバレスで有名な名門、ミズ家に生まれた。自称「天才」と豪語し、ネバレス各地を放浪している。しかし実際はハッタリばかりで、戦闘能力は初心者レベルに過ぎない。
ミズ家を出る前、彼は一応後継者候補だったが、誰も大きな期待をしていなかった。スカイルドが毎日のように問題を起こしていたからだ。彼の大げさな言動と嘘により、ミズ家でも厄介者扱いされ、家出しても誰も気にしなかった。
――スカイルドが家宝を盗んで逃げたと知るまでは。
遅れてミズ家は追跡隊を編成し、彼を追っているが、スカイルドはいまだに捕まらず逃げ続けている。彼は「故郷が自分の才能を活かせなかったから家出した」と言い張り、実力を磨くよりもカッコいいポーズの練習に余念がない。
3.ゲーム内クエストでの行動
奇妙な旅人スカイルド
「私」の名前が少し有名になったと聞き、「会うチャンスをやる」と提案する。直接会うと、「ストーンビートルを一撃で倒す技を教える」と豪語するが、もちろんハッタリ。疲れたと言って休みに行く。
次に呼び出すと、「ライホナがサンダービームを撃てるようになる」と言い出す。「信じられないなら試してみろ」と言い、ペットにしたいモンスターについて延々と語る。クエスト完了後、「本当にサンダービームが出ると思ったのか?」と笑う。
さらに呼び出すと、「今まで騙して悪かった」と謝罪し、「フォーゴトンルインのツーヘッドハウンドの皮を持ってくれば大金になる」と情報を教える。
しかし、これも嘘。雑貨商リベットに皮を持っていくと、「こんなゴミを何で持ってきた?」と呆れられ、「金が必要ならツケでもいい」と同情される。
再び呼び出すと、「グリフォンは賢者の塔が天然記念物に指定していて、狩るとオフィサーに罰せられる」と言うが、もちろん嘘。
スカイルドは「自分は名門の高貴な血筋だ」と主張し、信じないならメチアスに聞けと言う。ネバレスでミズ家を知らない者はいないし、メチアスは家宝を一目で見抜いたと豪語する。
しかし、メチアスは渋々真実を教える。スカイルドは後継者候補だったが家出し、家族も厄介者扱いで気にしなかった。ただし、家宝を盗んだため追われているのだ。それでもスカイルドは「家出ではなく大きな世界に出ただけ」と言い張る。
6回目の呼び出しでは、新設された特別戦闘コロニーポートルクスについて大げさに語る。
7回目では「絶体絶命の危機だ、助けてくれ」と頼み、「ミズ家が危機に瀕しているから金を貸してくれ」と言う。本当かどうかは不明。
8回目では「すごいものを見せる」と呼び出し、バイクを自慢する。どうやって手に入れたか尋ねると、「金さえあれば何でもできる」と豪語するが、前回借りた金で買ったらしい。スカイルドは「試験に合格したらバイクをやる」と提案するが、試験を終えるとしらばっくれ、「高すぎて渡せない」と言い訳し、代わりの物を渡して姿を消す。
怪しい賢者
賢者の依頼で捜索すると、スカイルドは本当に行方不明になっている。彼の家を調べると、怪しい茶色の薬瓶を発見し、リディに聞くと、記憶を失う薬を飲んだことが判明する。
初対面
マーカスが教えた場所に行くと、スカイルドを発見。彼は賢者から逃げており、薬を少量飲んだため頭痛と記憶喪失を起こしていた。スカイルドは「自分の居場所を賢者に告げないでくれ」と頼む。
機械魔物兵器
コックスを通じて「私」を呼び出す。前回の薬でまだ体調は回復していないが、誰かから回復薬が届いたという。疑うことなく飲んだが、幸い送ったのはリディだった。
アイザン/エレナと同行して話を聞くと、薬を飲んで失った記憶について語る。スカイルドは、誰かが巨大な機械魔物兵器を捨てるのを見たという。その人物は非常に小柄な子供で、兵器を捨てながら泣いていた。そして子供が消えた後、兵器が作動し周囲を壊滅させた。スカイルドはこの件で賢者を訪ね、記憶を失う薬を飲まされたのだった。
スカイルドは恋愛中
イルージョンキャッスル・ラディアントホールのリチェルを狩らせた後、知らん顔をして「自分が倒した」と吹聴する。噂を聞いて訪れると、「わざとじゃない」と弁解し、さらにマーメイドを狩ってこいと要求する。「私」に何度か殴られた後、功績を横取りした理由を語る。スカイルドは家に戻りたかった。しかし条件を満たすには十分な功績が必要で、自分の力では無理だったのだ。
家に戻ろうとした理由は恋に落ちたからだった。スカイルドが恋した相手はアイザン/エレナだった。彼は服を買うと言って「私」から金を借りたが、それで館の入場に必要な衛兵証を手に入れた。そして相手の情報を探ってほしいと頼む。
「私」が何も情報を得られないと、今度はラブレターを渡してほしいと頼む。アイザン/エレナの正体を教えると驚きつつも、「諦めない」と宣言する。しかし、手紙を受け取ったアイザン/エレナは内容に呆れる。
真の戦いの幕開け
まだ会えていないアイザン/エレナの居場所を尋ねると、最初は拒否するが、「付き合えるよう協力する」と説得すると、あっさり場所を教える。
ブラックバード
1.概要
2.背景ストーリー
ブラックバードはシリウスの友人であり、詳細はほとんど知られていない謎多き人物である。彼は吟遊詩人を自称し、ネバレス各地を旅する放浪者だ。そのため「歌わない吟遊詩人」という異名を持つ。
彼の知識は非常に豊富で、数百年前の知識さえも知っている。この博識ゆえに、ブラックバードは世間で「すべてを予見する者」と噂されている。しかし、一か所に長く留まることなく放浪を続けてきたため、彼について知られていることは少なく、出会うのはさらに難しい。それでも、ブラックバードはネバレスの未来をすでに予見しているという。
3.ゲーム内クエストでの行動
戦雲
コックスからジャイアントスコーピオン討伐の依頼を受けると、彼と出会う。討伐後に戻ると、ブラックバードはシリウスの名を口にする。そして「今、ネバレスは大きな変革の前に立っている」と語り、二つの選択肢を提示する。「真の主権を取り戻すのか、それとも大破壊によって滅びるのか」。さらに「守護騎士たちが分裂する可能性もある」と言うが、それは超越的な力の指示ではなく、人間自身の選択だと強調する。
ジダッシュの魔法書を持って会いに行くと、「人々がこんなものまで探すとは、よほど切羽詰まっているようだ」と言う。この本を解読できるのはブラックバードただ一人だと語りつつ、「誰が解読しようと大差ない」とも言う。そして「魔法書を解読しても、災厄が本当に終わるかどうかが重要だ」と述べる。魔王はすでに覚醒し、新しい時代が始まると語り、魔王消滅後の未来にまで言及する。
ブラックバードは、ポートルクスでゴーレムによる騒動を聞き、その解決策を教える。それは「アンデッドグラウンドにあるゴーストブレーダーの指輪をゴーレムに渡すこと」だ。あまりに昔のことなので効果は不明だが、それでゴーレムが鎮まるだろうと言う。
モリソンからの公文書を届けると、「人間は戦争を避けられない」と予言する。そして「この戦争は、これから始まる人間の時代のための必要悪だ」と語り、カペラとプロキオンが争う理由を教える。そして「一度選んだ陣営は変更できないので、慎重に選べ」と忠告する。
番外ストーリー
前提依頼を済ませずに会うと、ブラックバードは「他人の依頼を先に片付けてこい」と小言を言う。その口ぶりから、人間ではない何かを感じさせる。
サリーの弟レフ
1.概要
2.背景ストーリー
レフはデザートスクリームで両親を失い、姉と二人で暮らしていた。しかし、ある日村に現れた黒魔術師に魅了され、邪教に加入してしまう。そのまま邪教と共に村を離れ、大陸各地をさまよった末、最後にはメタルクランの巣に一人取り残されることとなった。
一方、レフが行方不明になると、姉のサリーは弟を探すために行商隊を組み、ポートルイナまでやって来て「私」に捜索を依頼する。レフはようやく発見され、姉のもとへ戻ることができた。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロメテウスの正体
サリーの依頼を受けて捜索すると、メタルクランの巣で発見される。多くの死を目撃したのか、生きている人間に会って驚いた様子を見せる。
レフはポートルイナ各地に潜む邪教徒の隠れ家の位置をすべて記憶していた。それをサリーに教え、サリーは隠れ家をすべて破壊してほしいと依頼する。
マイルズの弟
1.概要
2.背景ストーリー
兄と共にガードの仕事をしている。
ポントゥス・フェルムで偵察任務を担当していたが、任務中に行方不明となる。
3.ゲーム内クエストでの行動
機械魔物兵器
突然ポントゥス・フェルムで消息を絶ち、家族は大騒ぎになる。「私」が発見したときには救出され、ターナーの治療を受けていたが、容態は悪かった。ターナーは「今夜を越えるのは難しい」と語り、彼が亡くなったら家族のもとへ送り届けると言う。そして「本当の暗黒時代が今から始まるのではないか」と呟く。彼の死により、マイルズの家族は深い悲しみに包まれる。
コリンズの息子ベン
1.概要
2.背景ストーリー
ベンは父親と対立する普通の反抗期の少年だった。その反抗的な態度が原因で、グリーンディスパイアに最初に現れた邪教徒たちに惹かれ、彼らに付いて行ってしまった。
3.ゲーム内クエストでの行動
邪教の伝播
グリーンディスパイアに現れた邪教に取り込まれ、合流している状態。コリンズの依頼を受けて捜索すると、変異した森の小屋で発見されるが、救出されても正気を取り戻せない。
失われた正気を取り戻すために薬を渡すと、ようやく正常に戻り、ベンは邪教徒たちが何らかの儀式を行うために祭壇を準備していると教えてくれる。
リディ
1.概要
2.背景ストーリー
リディは元々セニリニア出身で、セニアの塔で研究を行っていた科学者である。しかしある日、セニリニアには知られていなかった未知の大陸ネバレスから人々がやってきた。彼らは自らをプロメテウスと名乗り、セニアの塔と共に秘密の研究を進めた。
その結果、セニリニアには恐ろしい事態が訪れた。セニアの塔で大爆発が起こり、セニリニアの気候は変化し、人々は二分された。研究を主導していたプロメテウスはすでに姿を消していた。激怒したセニリニアの人々は、セニアの塔の科学者たちを塔に残したまま逃げ去った。
その時、塔に取り残されていたリディのもとに二人の人物が現れる。ネバレスの賢者カペラとプロキオンである。彼らはリディに手を差し伸べ、協力を求めた。リディはその手を取り、ネバレスへ移住した。しかし、リディは次第に賢者たちの指示に疑念を抱くようになる。
3.ゲーム内クエストでの行動
研究の発見
オフィサー・シュターバックの依頼で出会う。リディは驚き、警備兵を呼ぶと言うが、シュターバックの紹介だと知り安心する。リディは「私」についてよく知らないと言い、ネバレスの人々が恐ろしいと語る。自分が頼もうとしていることは国家反逆になるかもしれないので、覚悟を決めてほしいと頼む。
リディは人と会わず、辺境で一人研究を続けてきた。そのため「私」をまだ信じられず、フォーゴトンルインで陶片を集める信頼の試練を課す。陶片が必要なのは、ある賢者の命令で進めている研究に魔力を帯びた物が必要だからだ。フォーゴトンルインに残る物は過去の遺産であり、強い魔力を宿しているため貴重だという。ただし、何の研究かは秘密にする。
さらにもう一度試練を課す。今度は亡者の塔でアイスババヤガの珠を持ち帰ること。持ち帰れば理由を話すと言う。珠を渡すと、現在進行中の研究には強力なフォースの力が必要だと語る。その実験は常識では理解しがたいものだった。
全てのクエストを終えると、自分の話を打ち明ける。リディは別の大陸から来たこと、連れてきたのは賢者カペラであること。しかし最近の仕事に疑念を抱いていること。「何が正しく、何が間違っているのか。まだ若く、何も知らなくても、考えることはできるだろう?」と語る。リディは、プロキオンとカペラは決して共存できず、後戻りできないことを察していた。シュターバックを通じて助けを求め、カペラの行動に疑念を抱いている。「直接賢者に会って、真実を確かめろ」と勧める。
怪しい賢者
リディを訪ね、何の研究をしているのか確認する。リディは「今の研究は何よりも重要だ」と言う。賢者の指示でもある。やがて口を開き、「この研究が成功すれば、二国間の戦争は予想より早く終わる」と語る。ネバレスを自分の故郷のようにはできないとも言う。
スカイルドの家で見つけた薬について尋ねると、リディは呼んだ覚えがないと戸惑うが、薬を見ると目を輝かせる。その薬はネバレスでは手に入らず、七賢者クラスでなければ得られない物だった。成分を分析して教えると言い、必要な材料を持ってくると、それが記憶を失わせる薬だと判明する。つまり、賢者は嘘をついていたのだ。リディは「急いでスカイルドを探そう」と提案する。
初対面
スカイルドの失った記憶を取り戻す薬の解毒剤を作ってほしいと頼むと、リディは難しいと断ろうとするが、アイザンの説得で作ることを承諾する。必要な材料を持ってくると、薬を完成させる。
機械魔物兵器
ポントゥス・フェルムのモンスター部品を持っていくと、賢者はそれを分析する科学者としてリディを紹介する。リディは初対面のふりをする。
スカイルドの告白を聞いてリディを訪ねると、最初は否定するが、やがて認める。「やりたくなかったが、賢者の命令だった」と語る。そして事情を説明する。賢者は大規模戦争に備え、人間に代わる知能型兵器を開発しようとしたが、制御に問題があり、ポントゥス・フェルムに廃棄した。その結果、メタルクランモンスターが蔓延したのだ。
地上の業火
リディは「もう来ないと思っていた」と言い、自分のせいで傷ついた人々にどう償うか悩んでいる。「何をすべきか」と尋ねると、アイザン/エレナにポルタ・インフェルノの状況を知らせ、その原因を調査するよう頼まれる。ポルタ・インフェルノで見つけた割れた碑石を見せると、不穏な気配を感じ、調査結果が出たら知らせると言う。
結果は出たが、数値が異常で信じられない。その碑石にはネバレスには存在しない力が宿っていた。それは失われたASC制御器の力だった。リディは「その力にダーククランが反応したのだろう」と推測し、大陸全体が危険だと警告する。
永遠の冬
- カペラルート
アイザンの治療のため、ターナーと共に訪れると、リディは何かを悟られたように動揺する。そして、アイザンの記憶が賢者カペラの命令で操作されていた事実を明かし、記憶を取り戻す薬を作る。
- プロキオンルート
エレナと共に訪れると、碑石の調査を勧める。位置を追跡する試薬を作ると、碑石を破壊した者がブラッディアイスコロニーにいることが判明する。それが知人かもしれないと知り、動揺する。
真の戦いの幕開け
セニリニアへ出発する前に訪れると、リディは真実を告白する。彼は元々セニリニア出身で、科学者として働いていた時、ネバレスの組織に能力を認められ、選ばれた。そこで双子の霊媒に強大な力を呼び込む方法を研究していたが、その結果、セニリニア大陸は滅亡寸前となった。
最初にセニリニアに足を踏み入れたのは賢者ではなく、プロメテウスという組織だった。リディはASC制御器やアブソリュートソウルコアの意味も知らず、命令通り実験を行った。その実験は失敗し、塔は爆発、プロメテウスは子供たちと共に大陸を去った。残された研究員たちは、賢者がターナーと子供たちを連れてくるまで孤立していた。
リディは「無知も罪だ」と語り、命令に従って研究したことを後悔している。
- カペラルート
エレナと共に訪れると、二人がどう出会ったのか驚き、「賢者に二人を会わせないと約束した」と語る。それでエレナは信じ、賢者にはしばらく秘密にしてほしいと頼む。
- プロキオンルート
アイザンと共に訪れると、同様に驚き、秘密を守ると約束する。それでアイザンも信じ、賢者にはしばらく秘密にしてほしいと頼む。
賢者との三者会談で真実が明かされる。
過去、賢者たちはフェイトラン封印後の外部探索でセニリニアを発見し、プロメテウスの痕跡を見つけた。塔に残っていたリディから事情を聞き、プロメテウスがまだ暗躍していると知った賢者たちは、ネバレスを守るため、マ王の力を分け合う決断をしたが、今はその決定を後悔している。
リディはリゲルにより選ばれ、プロメテウスはマ王消滅後もアブソリュートソウルコアを研究していた。リゲルが消えるとプロメテウスも揺らいだが、消滅はしなかった。その後、賢者たちはターナーの力を借り、双子にアブソリュートソウルコアの力を呼び込んだ。しかし、その力は強大すぎた。リディは双子を制御するため薬を与えた。アイザンは記憶を失い、力も眠ったが、エレナには効かず、逆に力が増幅した。リディは二人を哀れむ。
賢者の依頼でセニアの塔へのワープを開く。ターナーとの戦闘中、「私」を救い、自らを犠牲にする。リディは以前から自分の罪を理解し、償い方を探していた。その代償として、彼はターナーとカペラ/プロキオンに殺される。
ターナー
1.概要
2.背景ストーリー
世間では「救済者」と呼ばれる人物。カペラとプロキオンの戦争で発生した両陣営の負傷者を無償で治療してきたため、その名が付いた。しかし、ターナー自身はその呼称を過分だとして辞退している。
ターナーはかつて賢者アルデバランの弟子だった。アルデバランの死後、「もう誰も苦しむことがない世界を」という思いで奉仕活動を続けている。しかし実際には、賢者リゲルと結託してプロメテウスに加入し、リゲルの死後は賢者プロキオンとカペラの依頼を受け、双子の霊媒に魔王の魂を宿した張本人である。
ターナーはプロメテウス残党を利用し、アブソリュートソウルコアの力でネバレス大陸の全システムを崩壊させ、新たな社会を築く計画を立てていた。
3.ゲーム内クエストでの行動
怪しい賢者
「救済者」と呼ばれることを辞退する。幼少期に賢者アルデバランに正式な弟子として迎えられ、師事したという。今は必要とされる場所があれば駆けつけると言う。カペラやプロキオンとは無関係であり、彼らの耳に自分の話が入らないことを望んでいる。
機械魔物兵器
行方不明のガードの件で訪れると、ターナーは負傷者の治療を続けている。戦争負傷者が増え続けることを嘆く。ターナーはマイルズの弟を救出するが、状態は深刻で意識を取り戻せない。ターナーは「今夜を越えるのは難しい」と言い、死亡したら家族のもとへ送り届けると語る。そして「本当の暗黒時代が今から始まるのではないか」と呟く。
マイルズが訪れると、ターナーは彼を肯定し、「国家間の対立と戦争は必ず止めなければならない。住民が自ら立ち上がるべきだ」と語る。そして、賢者がマイルズに何を語るのか興味を示す。
地上の業火
訪れると落ち着いて迎える。賢者が誘拐されかけたという知らせに驚き、無事を確認する。そして、自分が疑われていることに気づく。ターナーは潔白を主張し、「誰かのように卑怯な真似はしない」と言う。さらに自分の過去を語る。
ターナーは元々アーケイントレースを放浪する難民の子で、スリをしながら生きていたが、アルデバランに見出され弟子となった。彼はアルデバランの養子となり、アカデミーを優秀な成績で卒業した。アルデバランとカペラ、プロキオンの仲が悪かったことを明かす。アルデバランの死後、カペラとプロキオンの依頼で禁忌を犯し、命を落としかけた。その時、自分を救った人物に報いるために生きてきたと語る。復讐心を捨てたつもりだったが…。そして「自分の話を賢者たちに漏らさないでほしい」と頼む。
永遠の冬
- カペラルート
ターナーに治療を依頼すると、彼はアイザンを見て驚くが、アイザンは初対面だと主張する。ターナーはリディを訪ねるよう提案する。
アイザンが記憶を取り戻した後に訪れると、彼は「アイザンの記憶は賢者に操作されていた」と語る。アイザンの覚醒はポルタ・インフェルノの暴走と関係があり、その力に呼応してアイザンともう一つの魂が引き寄せられたのだという。ターナーは「二つの魂を再会させなければならない」と語る。
- プロキオンルート
碑石を破壊した人物を追跡し、倒れているエレナを発見。治療のためターナーのもとへ連れて行くと、彼はエレナを知っている様子を見せる。エレナは問い詰め、ターナーも彼女を覚えており、探していたと告白する。しかし、妹の行方は知らないという。ターナーは「カペラが連れ去ったのだろう」と推測する。彼がASC制御器を探していたのも、双子に会うためだった。ターナーは「双子が暴走する前に、もう一人の霊媒を見つけて自分を訪ねろ」と告げる。力を制御できなければネバレスは崩壊すると警告し、セニア海の向こうにある新大陸セニリニアの存在を明かす。「セニアの塔で待っている」と言い残す。
真の戦いの幕開け
ワープコードを入手し、セニアの塔に入るとターナーが待っている。彼は「自分が犯した過ちを自分で清算する」と語り、双子を連れてくるよう命じる。
ターナーはアイザン/エレナに「失った人生を取り戻す方法」を教える。それは、もう一方の双子に宿るアブソリュートソウルコアの力を消すことだ。ターナーは「二人の力が暴走する前に除去しなければならない。それができるのは自分だけだ」と語る。そして、南部の森にいる狂暴なエントからエントの結晶を持ってくるよう依頼する。それを使って霊媒の力を感応させるという。結晶を持ち帰ると、双子が揃っていないため効果がないと告げ、急いで二人を集めるよう要求する。
エレナを連れて塔に戻ると、双子の力を覚醒させるための素材を要求する。セニリニア戦士の影が持つ結晶を渡すと、双子の力が反応する。ここでターナーは本性を現し、双子を誘拐して塔の外へ追い出す。
再び仲間を集めて塔に挑むと、ターナーは完全に本性を現し、自信満々に迎え撃つ。すでに双子の力は覚醒していた。
暴走する魂の力を止める術はなくなる。ここで二人の賢者が対立する。プロキオンは「二つの魂を一つにすれば、一人の霊媒を救い、その力を利用できる」と主張し、アイザンを犠牲にしてエレナを選ぶべきだと提案する。一方、カペラは「マ王の魂の欠片は暴走し、制御不能。エレナを生かせば魔王が復活する」と警告し、エレナを殺してアイザンを選び、力を完全に消すべきだと主張する。
しかし突然、プロキオンは「そうはさせない」と言い、ターナーと手を組んでアイザンを殺そうとする。リディは事前に開いていたワープゲートで「私」とアイザンを実験室に逃がし、ゲートを閉じる。戻ると、プロキオンとターナーはリディを殺し、どこかへ姿を消していた。
アイザン
1.概要
2.背景ストーリー
賢者カペラを護衛する直属の秘密騎士団の団長。アイザンは人目を避け、カペラの命令による任務を秘密裏に遂行している。
元々アイザンはアーケイントレースで難民としてさまよっていた子供だった。両親は彼女を賢者カペラに売り、アイザンはカペラの養女となり、アカデミーでエリート教育を受けた。そのため、アイザンはカペラを恩人と考えている。
その後、ネバレス大陸が二分されると、アイザンはカペラに従い連邦のために働くようになった。しかし、賢者の命で「私」を助ける任務中、ヒーラーのターナーと出会い、自分の中に魔王の魂と破壊の力「アブソリュートソウルコア」が潜んでいることを知る。
実はアイザンの記憶は偽物だった。彼女は本来、セニリニアのセニアの塔で行われていた禁断の実験に使われた双子の霊媒の一人であり、魔王の魂を宿す器だったのだ。
3.ゲーム内クエストでの行動
初対面
賢者カペラの命令で「私」を助け、スカイルドを探す任務を遂行する。スカイルドが飲んだ薬の種類を聞き、状態を推測する。
アイザンに呼ばれて行くと、「見つけられなかったのは残念だ」と言い、「情熱が足りない、スカイルドは泣いているだろう」と叱咤する。さらに、イリュージョンキャッスル・アンダーワールドの奥深く、巨大な迷宮のような城「イリュージョンキャッスル・ラディアントホール」を教える。実力不足を指摘し、「勇気を出せ」と励ます。
イリュージョンキャッスル・アンダーワールドでクルセク・パエロと戦闘する。スカイルドがそこで修行していると思っていたが、見つけた手がかりが「燃える火の玉体験」だったことに呆れる。デザートスクリームのガード「テッキ」から追跡の手がかりを探すよう提案する。
スカイルドを見つけた後、賢者に報告しないよう頼まれると、アイザンは疑念を抱く。賢者の行動を聞いて否定するが、スカイルドがスパイではないかと疑う。しかし説得され、スカイルドの失われた記憶を取り戻すため、リディに解毒薬の製造を依頼する。リディは難しいと断ろうとするが、アイザンの説得で承諾する。
機械魔物兵器
ネバレスの魔物クランの均衡が崩れている。アイザンと騎士団は秘密裏に均衡を保とうとしてきたが、最近、大切な仲間を失う事件が起きた。フォンタスフェルムでの異変は深刻だと警告する。
アイザンは仲間の死を目の前で見て耐えられなかったと語る。賢者もその場にいなかったため、自分の気持ちを理解していないと言う。無事に戻ると、長い間連絡がなく心配していたと安堵する。モンスターが増え続ける原因を突き止めるよう強調する。
フォンタスフェルムの機械魔物は自然発生ではないと推測する。フォンタスフェルムは人間の時代以前に完成した土地であり、元々のメタルクランモンスターは知能と均衡感覚を持っていた。しかし、今現れるモンスターは人工的に作られたようだ。それを証明する証拠を求める。証拠を持ち帰ると、賢者に分析を依頼する。
スカイルドの告白を聞き、機械魔物兵器を作れる人物を思い出す。それはリディだった。
リディの自白を聞くと、賢者が人間を対象に殺傷兵器を作ったことに衝撃を受ける。
地上の業火
国家間の緊張が極限に達する。アイザンは「賢者襲撃事件後、周囲を見直すようになった」と語り、外部の脅威に脆弱な状態だと評価する。アイザンはポルタ・インフェルノの状況を説明する。そこはダーククランの巣で、元々は民間人を襲わなかったが、ある時からネバレスを侵攻し始めた。その原因を突き止める必要がある。
異常現象を報告し、リディに過去の過ちを償う機会を与えようと提案する。リディにポルタ・インフェルノの状況を知らせ、原因を調査するよう依頼する。リディが碑石を研究する間、ダーククランを討伐することを提案する。しかし、討伐後も状況は改善しなかった。
永遠の冬
アイザンはアーケイントレースに思い出があると言い、暴徒化した難民を制圧するよう勧める。アーケイントレースは元々平和な草原で、カペラが設立したアカデミーがあった。しかし戦争被害者が押し寄せ、状況は一変。アカデミーは収容できず、被害者は狂乱し、通行人を襲うようになった。
アイザンは両親がまだアーケイントレースをさまよっているのか気にしている。実は彼女も難民出身で、カペラの養女となり、アカデミーを卒業し側近になったと語る。両親を探すため、一人でアーケイントレースに入るつもりだという。難民のリーダーから情報を得てほしいと頼む。
しかし、アイザンの記憶は偽りだった。難民リーダーは「行方不明になった子供は男の子だった」と証言する。真実を知ったアイザンは激しい頭痛に襲われ、やがて連絡が途絶える。再び訪れると、彼女は倒れており、ターナーに治療のため運ばれる。ターナーはアイザンを知っている様子だが、アイザンは初対面だと主張する。一方で、どこか懐かしさを感じていた。
リディに真実を求めると、記憶を取り戻す薬を作ってくれる。アイザンは失われた記憶を取り戻し、自分の魂が半分しかないことを知る。魂を二つに裂いたのはターナーだった。
アイザンは本当の記憶を語る。かつて双子の少女と手を取り、カペラとプロキオンに会い、ネバレスではない大陸で魂の器となったことを思い出す。アイザンは残りの半分の魂を探す決意をし、「私」に協力を求める。
真の戦いの幕開け
- カペラルート
アイザンは「約束を忘れていないか」と問い、塔に入れることを告げ、共にセニアの塔へ向かう。塔でターナーと対峙すると、彼は「失った人生を取り戻す方法」を教える。それは、もう一方の双子に宿るアブソリュートソウルコアの力を消すことだ。ターナーは「暴走する前に除去しなければならない。それができるのは自分だけだ」と語る。そして、南部の森にいる狂暴なエントから結晶を持ってくるよう依頼する。結晶を持ち帰ると、双子が揃っていないため効果がないと告げ、急いで二人を集めるよう要求する。
- プロキオンルート
エレナを訪ねると、彼女は警戒し、「地獄に送ってやる」と言う。ラブレターの件を話すと怪訝な顔をする。アイザンの存在を告げると半信半疑だが、リディを知っていると聞き、共にリディと会って確認することにする。エレナは「二人がどうやって会ったのか」と驚き、賢者に秘密を守るよう頼む。
全員と素材が揃うと、ターナーは本性を現し、双子を誘拐して「私」を塔の外へ追い出す。仲間を集めて再び挑むと、ターナーは双子の力を覚醒させていた。ここで二人の賢者が対立する。プロキオンは「二つの魂を一つにすれば、一人を救い、その力を利用できる」と主張し、アイザンを犠牲にしてエレナを選ぶべきだと提案する。一方、カペラは「エレナを生かせば魔王が復活する」と警告し、エレナを殺してアイザンを選び、力を完全に消すべきだと主張する。
カペラを選びエレナを殺すと、プロキオンは反発し、ターナーと共にアイザンを殺そうとする。ターナーは「自分がいなければアイザンの力が暴走し、大陸が滅びる」と語る。
リディは事前に開いていたワープゲートで「私」とアイザンを実験室に逃がし、ゲートを閉じる。実験室でアイザンは力を覚醒させる。
双子は霊媒として世界の始まりと終わりを繋ぐ存在であり、転生を繰り返してきた。本来は一つの存在(前世ではフェイトラン)だが、ネバレスの運命により二つに分かれた。世界の秩序を守るため、アイザンは死を受け入れ、一つの存在として再び転生することを約束し、命を落とす。
エレナ
1.概要
2.背景ストーリー
賢者プロキオンに仕える直属の秘密魔法顧問。エレナは人目を避け、プロキオンの命令による任務を秘密裏に遂行している。
元々エレナは、セニリニアのセニアの塔で行われていた禁断の実験に使われた双子の霊媒の一人であり、魔王の魂を宿す器だった。しかし実験が失敗し、二人は離れ離れになった。その後、ネバレス大陸が二分されると、エレナはプロキオンに従い連邦のために働くようになった。
エレナは双子の妹アイザンとは異なり、自分たちがプロメテウスによって育てられ、自分の中にアブソリュートソウルコアの力が眠っていることを自覚している。失われた妹を探し続けていたが、ターナーから「妹の中にもアブソリュートソウルコアの力が宿っている」と知らされ、新しい世界のために自分たちは死ななければならない運命だと悟る。
3.ゲーム内クエストでの行動
初対面
賢者プロキオンの命令で「私」を助け、スカイルドを探す任務を遂行する。スカイルドが飲んだ薬の種類を聞き、状態を推測する。
エレナに呼ばれて行くと、「見つけられなかったのは残念だ」と言い、「スカイルドは泣いているだろう」と冗談を言う。さらに、イリュージョンキャッスル・アンダーワールドの奥深く、巨大な迷宮のような城「イリュージョンキャッスル・ラディアントホール」を教える。実力不足を指摘し、「勇気を出せ」と励ます。
イリュージョンキャッスル・アンダーワールドでクルセク・パエロと戦闘する。スカイルドがそこで修行していると思っていたが、見つけた手がかりが「燃える火の玉体験」だったことに笑う。デザートスクリームのガード「テッキ」から追跡の手がかりを探すよう提案する。
スカイルドを見つけた後、賢者に報告しないよう頼まれると、エレナは疑念を抱く。賢者の行動を聞いて否定するが、スカイルドがスパイではないかと疑う。しかし説得され、スカイルドの失われた記憶を取り戻すため、リディに解毒薬の製造を依頼する。リディは難しいと断ろうとするが、エレナの説得で承諾する。
機械魔物兵器
ネバレスの魔物クランの均衡が崩れている。エレナと精鋭魔法兵団は秘密裏に均衡を保とうとしてきたが、最近、エレナの仲間が事故で命を落とした。フォンタスフェルムでの異変は深刻だと警告する。
エレナは仲間の死を目の前で見て耐えられなかったと語る。賢者もその場にいなかったため、自分の気持ちを理解していないと言う。無事に戻ると、長い間連絡がなく心配していたと安堵する。モンスターが増え続ける原因を突き止めるよう強調する。
フォンタスフェルムの機械魔物は自然発生ではないと推測する。フォンタスフェルムは人間の時代以前に完成した土地であり、元々のメタルクランモンスターは知能と均衡感覚を持っていた。しかし、今現れるモンスターは人工的に作られたようだ。それを証明する証拠を求める。証拠を持ち帰ると、賢者に分析を依頼する。
スカイルドの告白を聞き、機械魔物兵器を作れる人物を思い出す。それはリディだった。
リディの自白を聞くと、賢者が人間を対象に殺傷兵器を作ったことに衝撃を受ける。
地上の業火
国家間の緊張が極限に達する。エレナは「賢者襲撃事件後、周囲を見直すようになった」と語り、外部の脅威に脆弱な状態だと評価する。エレナはポルタ・インフェルノの状況を説明する。そこはダーククランの巣で、元々は民間人を襲わなかったが、ある時からネバレスを侵攻し始めた。その原因を突き止める必要がある。
異常現象を報告し、リディに過去の過ちを償う機会を与えようと提案する。リディにポルタ・インフェルノの状況を知らせ、原因を調査するよう依頼する。リディが碑石を研究する間、ダーククランを討伐することを提案する。しかし、討伐後も状況は改善しなかった。
永遠の冬
エレナはアーケイントレースに思い出があると言い、暴徒化した難民を制圧するよう勧める。アーケイントレースは元々平和な草原で、プロキオンが設立したアカデミーがあった。しかし戦争被害者が押し寄せ、状況は一変。アカデミーは収容できず、被害者は狂乱し、通行人を襲うようになった。
エレナは難民を鎮圧するため、リーダーを討伐するよう提案する。討伐後、エレナは「アーケイントレースは人間の時代の暗部を映している」と語り、国家に受け入れられない者は悲惨な運命を辿ると嘆く。そして「自分は多くを知り、多くを隠している」と言い、鍛錬を続けるよう促す。
その後、時間がないと言い、プロキオンに内緒で「失われた双子を探してほしい」と頼む。見つからなければ大変なことになると語る。妹は強大な力と関係しており、すべてを記憶しているという。そして「いつか『私』と敵対する日が来るかもしれない」と警告する。その時は近いかもしれないと。
エレナは碑石事件を思い出し、自分の力の暴走がASC制御器と関係していると告げ、リディに助けを求めることを決意する。
碑石を破壊した人物を追跡し、倒れているエレナを発見。治療のためターナーのもとへ連れて行くと、彼はエレナを知っている様子を見せる。エレナは問い詰め、ターナーも彼女を覚えており、探していたと告白する。しかし、妹の行方は知らないという。ターナーは「カペラが連れ去ったのだろう」と推測する。彼がASC制御器を探していたのも、双子に会うためだった。
ターナーは「双子が暴走する前に、もう一人の霊媒を見つけて自分を訪ねろ」と告げる。力を制御できなければネバレスは崩壊すると警告し、セニア海の向こうにある新大陸セニリニアの存在を明かす。「セニアの塔で待っている」と言い残す。
真の戦いの幕開け
- カペラルート
エレナを訪ねると、彼女は警戒し、「地獄に送ってやる」と言う。ラブレターの件を話すと怪訝な顔をする。アイザンの存在を告げると半信半疑だが、リディを知っていると聞き、共にリディと会って確認することにする。エレナは「二人がどうやって会ったのか」と驚き、賢者に秘密を守るよう頼む。
- プロキオンルート
エレナは「約束を忘れていないか」と問い、塔に入れることを告げ、共にセニアの塔へ向かう。塔でターナーと対峙すると、彼は「失った人生を取り戻す方法」を教える。それは、もう一方の双子に宿るアブソリュートソウルコアの力を消すことだ。ターナーは「暴走する前に除去しなければならない。それができるのは自分だけだ」と語る。そして、南部の森にいる狂暴なエントから結晶を持ってくるよう依頼する。結晶を持ち帰ると、双子が揃っていないため効果がないと告げ、急いで二人を集めるよう要求する。
全員と素材が揃うと、ターナーは本性を現し、双子を誘拐して「私」を塔の外へ追い出す。仲間を集めて再び挑むと、ターナーは双子の力を覚醒させていた。ここで二人の賢者が対立する。プロキオンは「二つの魂を一つにすれば、一人を救い、その力を利用できる」と主張し、アイザンを犠牲にしてエレナを選ぶべきだと提案する。一方、カペラは「エレナを生かせば魔王が復活する」と警告し、エレナを殺してアイザンを選び、力を完全に消すべきだと主張する。
プロキオンを選びアイザンを殺すと、カペラは反発し、ターナーと手を組んでエレナを殺そうとする。ターナーは「自分がいなければアイザンの力が暴走し、大陸が滅びる」と語る。
リディは事前に開いていたワープゲートで「私」とエレナを実験室に逃がし、ゲートを閉じる。実験室でエレナは力を覚醒させる。
双子は霊媒として世界の始まりと終わりを繋ぐ存在であり、転生を繰り返してきた。本来は一つの存在(前世ではフェイトラン)だが、ネバレスの運命により二つに分かれた。世界の秩序を守るため、エレナは死を受け入れ、一つの存在として再び転生することを約束し、命を落とす。
賢者カペラ
1.概要
賢者カペラ | |
---|---|
称号 | 第2賢者、パストゥル大陸の指導者 |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
所属 | 賢者の塔 |
職業 | フォースブレーダー |
位置 | 賢者の塔7階、パストゥルに滞在 |
年齢 | 38 |
性格 | 現実的で賢く、失敗や裏切りを許さない |
2.背景ストーリー
カペラは聡明で、権力への欲望が非常に強い。そのため、最大の権力を持つプロキオンと微妙な対立関係を築いている。同じ賢者でありながら、プロキオンを軽視する態度を見せ、彼を怒らせることもしばしば。学究心も強く、世界の理を知り、支配したいと望んでいる。
最終的には、すべての人が平等に暮らす民主国家を夢見ており、その実現のために一歩ずつ着実に準備を進めている。
アルデバランが放浪の末に賢者の塔に戻り、会議に参加することを恐れ、権力を奪われるのではと懸念していた。カペラは賢者というより政治家として大陸を支配し、若い賢者ポルクスを牽制してきた。彼らはプロメテウスを完全に解体する必要性を感じていたが、アルデバランを恐れて彼の死を黙認した。魔王が消滅し、プロメテウスも姿を消すと、カペラは生まれ持った権力欲を発揮する決意を固めた。こうして暗黙の同盟と敵対的共生は終わり、カペラ連邦とプロキオン連盟が誕生した。
3.ゲーム内クエストでの行動
怪しい賢者
オフィサー・シュターバックの推薦で出会う。カペラは「忙しくて呼べなかったが、シュターバックのおかげで会えた」と言う。賢者の塔が崩壊し、個人の意思が重要な時代が到来したが、多くの人々は適応できず苦しんでいる。戦士が国家を選んだとき、平等な国家を築くという自分の理念に共感してくれたはずだと語る。しかし、その実現にはまだ多くの課題があるとし、戦士の助力を求める。まずはコロニー住民の不満を解消してほしいと依頼する。
ポートルクスを訪れた知らせを聞くと、カペラは呼び出し、コロニーの状況を尋ねる。ポートルクスは各国の管轄外だが要衝であり、彼らが自分に従えば心強いと語る。平和に見えたコロニーが分裂していることを嘆き、「他に解決策はあるのか」と問いかける。カペラは「この対立を早く終わらせることが唯一の答えだ」と考えている。
レイクサイド訪問後、紛争地域の報告を受けると、非難されていることも、民心を失っていることも理解していると語り、「戦争を早く終わらせる努力をする」と約束する。
再び呼び出され、「何を見て何を感じたか」と問う。「平和は混沌の後に訪れる」と語り、スカイルドという人物について尋ねる。最近失踪したため、捜索を依頼する。スカイルドの捜索が進展しないと、困惑し、空の薬瓶を見せて「中身はなかったのか」と確認する。それは「嘘をつけなくする薬」だった。
初対面
スカイルドの行方を追っているが、連絡が取れない状況。今後のために協力者を紹介する。それは賢者直属の秘密騎士団長で、正体は公には知られていない。紹介状を渡し、ポートルイナで会うよう指示する。
スカイルド捜索が進まない場合、カペラは修練の場を提案する。アイザンもそこで修行したという「フォーゴトンテンプル地下1階」。一度入れば戻れないと噂される危険な場所だ。そこでフェリクラを討伐する任務を課し、成功すればアイザンも認めるだろうと語る。
機械魔物兵器
アイザンの報告を受け、住民が秘密組織を結成していることを知り、再び不満が爆発しないよう対策を講じると語る。フォンタスフェルムでの異変を解決するため、任務を依頼する。最近、魔物クランの均衡が崩れ、状況が悪化しているという。アイザンの仲間の死を悼み、フォンタスフェルムのメタルクランは強力だと警告する。
モンスター部品を持ち帰ると、分析を担当する科学者リディを紹介する。リディは初対面のふりをする。
マイルズが訪れると説得を試みるが失敗。その後、カペラは襲撃を受け、誘拐されかけるが、アイザンに救われる。
永遠の冬
誘拐未遂事件後、カペラは冷静さを取り戻す。誰かがポルタ・インフェルノの碑石を破壊したと知り、「あまりに早すぎる」と驚く。賢者の塔が崩壊し、二大勢力に分かれた今でも、魔王の力に触れることは暗黙の禁忌だった。カペラは「内部問題を解決するため、アーケイントレースの治安維持を頼む」と指示する。
真の戦いの幕開け
カペラはリディの報告を受け、セニリニア大陸への進出を計画する。カペラは南部、プロキオンは北部に拠点を築き、対立を深めていた。「私」がアーケイントレースで優秀な働きを見せたため、セニリニアへ派遣する。現地住民の話を聞き、戻ると、カペラは自らの理念の正当性を主張し、協力を求める。
カペラは「セニアの人々の協力なしでは制約が多い」と語り、現地との融和を指示する。さらに、南部の森について説明する。塔の爆発後、森は異常変異を起こし、その進行は加速していた。カペラはその影響を研究するため、変異の原因となる木を探すよう命じる。
カペラは「自分の過ちでターナーが力を得た」と告白する。ターナーが脱走し、アイザンと接触したことを知り、最悪の事態だと語る。カペラは謝罪し、ターナーの陰謀を阻止し、双子を救う必要があると訴える。
カペラはリディとの三者会談で真実を明かす。
過去、カペラはフェイトラン封印後の探索でセニリニアを発見し、セニアの塔でプロメテウスの痕跡を見つけた。リディから事情を聞き、プロメテウスがまだ暗躍していると知ったカペラは、プロキオンと一時的に同盟を結び、ネバレスを守るため魔王の力を分け合う決断をした。しかし今、その決定を後悔している。
リディはリゲルにより選ばれ、プロメテウスは魔王消滅後もアブソリュートソウルコアを研究していた。リゲルが消えるとプロメテウスは揺らいだが、消滅はしなかった。その後、賢者たちはターナーの力を借り、双子にアブソリュートソウルコアの力を呼び込んだ。しかし、その力は強大すぎた。リディは双子を制御するため薬を与えた。アイザンは記憶を失い、力も眠ったが、エレナには効かず、逆に力が増幅した。
カペラは「この状況を解決するため、ターナーを阻止し、双子を救わねばならない。必要ならプロキオンと手を組んでも」と語る。
最終決戦で、ターナーは双子の力を覚醒させていた。ここで二人の賢者が対立する。プロキオンは「二つの魂を一つにすれば、一人を救い、その力を利用できる」と主張し、アイザンを犠牲にしてエレナを選ぶべきだと提案する。一方、カペラは「エレナを生かせば魔王が復活する」と警告し、エレナを殺してアイザンを選び、力を完全に消すべきだと主張する。
カペラを選びエレナを殺すと、プロキオンは反発し、ターナーと共にアイザンを殺そうとする。リディは事前に開いていたワープゲートで「私」とアイザンを実験室に逃がし、ゲートを閉じる。実験室でアイザンは力を覚醒させる。
双子は霊媒として世界の始まりと終わりを繋ぐ存在であり、転生を繰り返してきた。本来は一つの存在(前世ではフェイトラン)だが、ネバレスの運命により二つに分かれた。世界の秩序を守るため、アイザンは死を受け入れ、一つの存在として再び転生することを約束し、命を落とす。
戻ると、プロキオンとターナーは逃亡し、カペラと倒れたリディの遺体が残されていた。カペラは涙を流し、「プロキオンとターナーはプロメテウスと内通していた」と語る。カペラは「自分の選択は誤りだった」と認め、ネバレスがプロキオンの手に落ちないよう「私」の力を求める。「私は理念や政治のためではなく、大切な人を守るために戦う」と誓い、ネバレスの未来を切り開く決意を固める。
賢者プロキオン
1.概要
2.背景ストーリー
フアン大陸には賢者の塔の外塔を統括する6階支部がある。象徴的な意味合いが強いが、ここを治めるプロキオンは事実上、外塔の実権を握る人物である。
彼は最高の教育を受けた英才を育成し、賢者の塔が掲げる理想社会を実現するため、情報を厳格に統制し、「強き一人」がそれを分配する政策を支持している。
若くして賢者の座に就き、長年その地位を安定して維持してきた人物であり、カペラとは同じ賢者でありながら、もう一人の野心家として微妙な対立関係を築いている。
アルデバランが放浪の末に賢者の塔に戻り、会議に参加することを恐れ、権力を奪われるのではと懸念していた。プロキオンは賢者というより政治家として大陸を支配し、若い賢者ポルクスを牽制してきた。彼らはプロメテウスを完全に解体する必要性を感じていたが、アルデバランを恐れて彼の死を黙認した。魔王が消滅し、プロメテウスも姿を消すと、プロキオンは生まれ持った権力欲を発揮する決意を固めた。こうして暗黙の同盟と敵対的共生は終わり、カペラ連邦とプロキオン連盟が誕生した。
3.ゲーム内クエストでの行動
怪しい賢者
オフィサー・シュターバックの推薦で出会う。プロキオンは「忙しくて呼べなかったが、シュターバックのおかげで会えた」と言う。賢者の塔が崩壊し、個人の意思が重要な時代が到来したが、多くの人々は適応できず苦しんでいる。戦士が国家を選んだとき、強い指導者を求める自分の理念に共感してくれたはずだと語る。しかし、その実現にはまだ多くの課題があるとし、戦士の助力を求める。まずはコロニー住民の不満を解消してほしいと依頼する。
ポートルクスを訪れた知らせを聞くと、プロキオンは呼び出し、コロニーの状況を尋ねる。ポートルクスは各国の管轄外だが要衝であり、彼らが自分に従えば心強いと語る。平和に見えたコロニーが分裂していることを嘆き、「他に解決策はあるのか」と問いかける。プロキオンは「この対立を早く終わらせることが唯一の答えだ」と考えている。
レイクサイド訪問後、紛争地域の報告を受けると、非難されていることも、民心を失っていることも理解していると語り、「戦争を早く終わらせる努力をする」と約束する。
再び呼び出され、「何を見て何を感じたか」と問う。「平和は混沌の後に訪れる」と語り、スカイルドという人物について尋ねる。最近失踪したため、捜索を依頼する。スカイルドの捜索が進展しないと、困惑し、空の薬瓶を見せて「中身はなかったのか」と確認する。それは「嘘をつけなくする薬」だった。
初対面
スカイルドの行方を追っているが、連絡が取れない状況。今後のために協力者を紹介する。それは賢者直属の秘密魔法兵団の団長で、正体は公には知られていない。紹介状を渡し、ポートルイナで会うよう指示する。
スカイルド捜索が進まない場合、プロキオンは修練の場を提案する。エレナもそこで修行したという「フォーゴトンテンプル地下1階」。一度入れば戻れないと噂される危険な場所だ。そこでフェリクラを討伐する任務を課し、成功すればエレナも認めるだろうと語る。
機械魔物兵器
エレナの報告を受け、住民が秘密組織を結成していることを知り、再び不満が爆発しないよう対策を講じると語る。フォンタスフェルムでの異変を解決するため、任務を依頼する。最近、魔物クランの均衡が崩れ、状況が悪化しているという。エレナの仲間の死を悼み、フォンタスフェルムのメタルクランは強力だと警告する。
モンスター部品を持ち帰ると、分析を担当する科学者リディを紹介する。リディは初対面のふりをする。
マイルズが訪れると説得を試みるが失敗。その後、プロキオンは襲撃を受け、誘拐されかけるが、エレナに救われる。
永遠の冬
誘拐未遂事件後、プロキオンは冷静さを取り戻す。誰かがポルタ・インフェルノの碑石を破壊したと知り、「あまりに早すぎる」と驚く。賢者の塔が崩壊し、二大勢力に分かれた今でも、魔王の力に触れることは暗黙の禁忌だった。プロキオンは「内部問題を解決するため、アーケイントレースの治安維持を頼む」と指示する。
真の戦いの幕開け
プロキオンはリディの報告を受け、セニリニア大陸への進出を計画する。プロキオンは北部、カペラは南部に拠点を築き、対立を深めていた。「私」がアーケイントレースで優秀な働きを見せたため、セニリニアへ派遣する。現地住民の話を聞き、戻ると、プロキオンは自らの理念の正当性を主張し、協力を求める。
プロキオンは「セニアの人々の協力なしでは制約が多い」と語り、現地との融和を指示する。さらに、北部の森について説明する。北部の森は塔の爆発後もセニリニアの姿を保っていたが、その静けさは人間にとって必ずしも安らぎではなかった。森のせいでセニリニアの人々は停滞した生活を送っていたからだ。
プロキオンは「守護者と戦うことは人間の宿命だ」と語り、「変異が進む今、人類を救えるのは人類だけだ」と強調する。
プロキオンは「自分の過ちでターナーが力を得た」と告白する。ターナーが脱走し、アイザンと接触したことを知り、最悪の事態だと語る。プロキオンは謝罪し、ターナーの陰謀を阻止し、双子を救う必要があると訴える。
プロキオンはリディとの三者会談で真実を明かす。
過去、プロキオンはフェイトラン封印後の探索でセニリニアを発見し、セニアの塔でプロメテウスの痕跡を見つけた。リディから事情を聞き、プロメテウスがまだ暗躍していると知ったプロキオンは、カペラと一時的に同盟を結び、ネバレスを守るため魔王の力を分け合う決断をした。しかし今、その決定を後悔している。
リディはリゲルにより選ばれ、プロメテウスは魔王消滅後もアブソリュートソウルコアを研究していた。リゲルが消えるとプロメテウスは揺らいだが、消滅はしなかった。その後、賢者たちはターナーの力を借り、双子にアブソリュートソウルコアの力を呼び込んだ。しかし、その力は強大すぎた。リディは双子を制御するため薬を与えた。アイザンは記憶を失い、力も眠ったが、エレナには効かず、逆に力が増幅した。
プロキオンは「この状況を解決するため、ターナーを阻止し、双子を救わねばならない。必要ならカペラと手を組んでも」と語る。
最終決戦で、ターナーは双子の力を覚醒させていた。ここで二人の賢者が対立する。プロキオンは「二つの魂を一つにすれば、一人を救い、その力を利用できる」と主張し、アイザンを犠牲にしてエレナを選ぶべきだと提案する。一方、カペラは「エレナを生かせば魔王が復活する」と警告し、エレナを殺してアイザンを選び、力を完全に消すべきだと主張する。
プロキオンを選びアイザンを殺すと、カペラは反発し、ターナーと共にエレナを殺そうとする。リディは事前に開いていたワープゲートで「私」とエレナを実験室に逃がし、ゲートを閉じる。実験室でエレナは力を覚醒させる。
双子は霊媒として世界の始まりと終わりを繋ぐ存在であり、転生を繰り返してきた。本来は一つの存在(前世ではフェイトラン)だが、ネバレスの運命により二つに分かれた。世界の秩序を守るため、エレナは死を受け入れ、一つの存在として再び転生することを約束し、命を落とす。
賢者リゲル
1.概要
リゲル | |
---|---|
称号 | 第3賢者 |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
所属 | 賢者の塔 > ???[1] |
職業 | ?? |
位置 | 賢者の塔7階 |
年齢 | 40 |
性格 | 俗世に無関心で悠然としている |
2.背景ストーリー
リゲルは他の賢者と異なり、静かで世間にほとんど姿を見せないため、謎に包まれた存在である。そのため、放浪して人々に知られていたアルデバランとは違い、リゲルについて知られていることは非常に少ない。また、他の賢者のように大陸を統治していないため、人々の目に触れる機会もほとんどなかった。
リゲルに会ったことがある人々によると、彼女は人間社会に対してかなり冷笑的な視線を持っていたという。その性格は、過去にリゲルが経験した苦難に起因していると考えられる。賢者リゲルの地位は代々弟子によって継承されてきた。[2] 詳細は不明だが、現代のリゲルは前任者に師事する前は孤児だったと推測される。
賢者の塔に入った後、リゲルは師から多くの知識を学び、無事に賢者の座を継承した。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロメテウスの正体
アルデバランは死の直前、リゲルが賢者の塔内部のスパイであることを突き止める。守護の剣一行を罠にかけたのはリゲルの仕業だった。プロメテウスの本拠地とされたヴァンパイアの巣で、リゲルはシリウスと対峙する。この過程で、ナインを拉致しスパイとして利用していたのがリゲルであることが判明する。リゲルは「シリウスは安楽な生活を送り、苦難を知らない」と非難し、「魔王の力で『間違った世界を覆し、完璧な世界を作る』」と語る。シリウスは「人間が魔王の力を本当に制御できるのか」と懐疑的だが、リゲルは「ASC制御器さえあれば可能だ」と自信を見せる。その後、戦闘でシリウスに傷を負わせ、撤退する。
大破壊の根源を断つ
リゲルはヴァンパイアの城に自分の指輪を置き忘れる失態を犯し、それが原因でプロメテウスの真の本拠地が露見する。リゲルは亡者の塔でシリウスとリンに重傷を負わせるが、最終的に「私」がASC制御器を破壊するのを阻止できなかった。
ASC制御器が破壊されると、リゲルは「千年の計画が水泡に帰した」と激怒し、「ASC制御器がなくなった今、誰も魔王を止められない」と叫び、プロメテウスの首領である前代賢者リッチ・リゲルを復活させる。リッチ・リゲルが戦う間に、現代のリゲルは逃亡する。
永遠の冬
エレナが過去を映すワープポータルを開き、リゲルの過去の行動が明らかになる。エレナとアイザンは双子であり、リゲルによって実験を受けていた。双子は恐怖と痛みに怯え、実験を恐れていた。しかしリゲルは「自分が望んだものを、この双子はあまりにも容易く手に入れる」と怒りを露わにする。
賢者シリウス
1.概要
2.背景ストーリー
シリウスは賢者の塔でネバレスのために長きにわたり奉仕してきた賢者である。世界の理をすべて知っているかのように賢明で、周囲に慈悲深い。そのため、シリウスは七賢者の中でも特に人々から尊敬され、ネバレス全土の精神的支柱となっている。
シリウスはセイント・バレンタインの遺志を継ぎ、危険地域に特別戦闘コロニーを設置するよう指示した。まずブラッディアイス、グリーンディスパイア、デザートスクリームが建設されたが、残りの二つはシリウスが突然姿を消したため、建設が中断された。
シリウス失踪後、ネバレス全域で大規模な捜索が行われたが、彼は発見されず、賢者の塔はシリウスが死亡したと判断し、後継者を準備した。しかし後継者は「シリウスはまだ生きている」と信じ、自分の地位はあくまで暫定だと語っていた。その予想通り、シリウスは死んでおらず、ある場所でこれから起こる出来事に備えていた。セイント・バレンタインの死から千年後、約束された運命の日を待ちながら。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
シリウスは「キャプテン・マーク」という風変わりな老人に変装し、正体を隠して暮らしていた。「私」がエイルレン兄妹の連絡手段を突き止めて訪れると、最初は渋るが、仲間たちの消息を聞くと喜ぶ。シリウスは隠れながらも旧友たちを案じていたのだ。連絡手段を渡すと、「時が来た」と緊張を見せる。
遺跡調査で発見した「黙示録のカード」を持ち帰ると、「私」が予言の人物であることを明かす。このカードは誰でも解除できるものではなかったのだ。
シリウスは千年前の大破壊について説明する。ネバレス大陸の異変は「闇の六つ星」が目覚めるか、大破壊が始まる兆候である。それを防ぐため、四人の守護騎士と「王の伴侶」を探すのが予言の人物の使命だという。その後、シリウスはカードの解読を開始する。
王の伴侶と守護騎士
シリウスはカードの象徴を見つけたが、自力で解読はできなかった。そこで、解読可能な人物として研究員ヘイルを紹介する。彼は奇人だが、実力はネバレス随一だという。
ヘイルの解読に従い、祭壇の謎を解くと二枚目のカードを入手。シリウスは驚きつつも、守護騎士を探す手がかりを得て安堵する。象徴を解読した後、守護騎士を示す「メモリアルコア」の位置を突き止める。砂漠でコアを発見すると、ベラドリクス、ユアン、リン、フリードの顔が映し出される。彼らこそ災厄を防ぐ光の守護騎士だった。
シリウスの隠れ家に「王の伴侶」を除く五つ星が集まると、残る「王の伴侶」を探す必要があると語る。そのためには三枚目のカードが必要だ。五つ星と共にブラッディアイスの地下バンカーで装置を起動し、三枚目のカードを入手するが、複雑な象徴で構成されており、再びヘイルの助けが必要になる。しかしヘイルは姿を消していた。
ヘイルを探し出し、古代解読書を借りると、シリウスは三枚目のカードを解読し、「王の伴侶」がアリオネルであることを明かす。こうして「王の星」を除く六つ星が揃う。シリウスは「王の星」が闇に堕ちる前に光で覚醒させるよう強調する。
王は消えた
ナインを救出するが、彼女はヴァンパイアに拉致され、毒に侵されていた。仲間たちは解毒剤を探す途中で裂けた腕章を発見する。それを見たシリウスは驚愕する。それは「背徳の騎士」、闇の六つ星の一人を意味する象徴だった。しかも彼は「王を欺き、その力を奪う」使命を持つ最も狡猾な存在だった。
シリウスはフェイトランが「王の運命」を持つ者ではないかと疑い、もしそうなら急いで連れ戻さねばならないと語る。そうしなければ、フェイトランは闇の力で魔王に覚醒してしまうからだ。その後、仲間たちはシルバーウッドを倒し、フェイトランを救出する。
ヘイルが復元したプロメテウスの本拠地の地図は象徴だらけで、解読が必要だった。ナインと共にシリウスに地図を渡すと、彼は古文書を調べ、千年前の記録を発見する。それによると、セイント・バレンタイン以前に「ドクター・ファウスト」という天才科学者がASC制御器を開発していた。これはアブソリュートソウルコアを制御する装置だ。
シリウスは「もしプロメテウスがASC制御器を知っていたなら、フェイトランは封印された魔王のクローンとして作られた可能性がある」と推測する。
悲しみを埋めて
フェイトランが失踪する中、アイクは殺害され、シリウスはヴァンパイアに襲われ負傷する。「私」に安静のため氷花草を取ってくるよう頼む。回復後、シリウスは「訪問者宿舎と自分の隠れ家を知る者はほとんどいない」と語り、仲間内にスパイがいる可能性を示唆する。ただし、スパイも洗脳されている可能性が高いと推測する。
プロメテウスの正体
シリウスはプロメテウスの本拠地とされるヴァンパイアの巣に突入し、賢者リゲルと対峙する。リゲルは「魔王の力で世界を覆し、完璧な世界を作る」と語る。シリウスは「人間が魔王の力を制御できるのか」と疑問を呈するが、リゲルは「ASC制御器があれば可能」と断言。その後、戦闘でシリウスは重傷を負う。
ナインがスパイだった事実に嘆きつつも、今はASC制御器とフェイトランを守ることが最優先だと語る。
魔王の根源
シルバーウッドの供述を聞き、他の仲間が驚く中、シリウスは冷静だった。彼は「ファウストと魔王が同一人物である可能性」について語り、大破壊後にその説は消えたが、今になって考えるとセイント・バレンタインも二面性を持っていたのではと推測する。
死の地を求めて
壊れたワープ回路から「ASC」という文字列が発見される。ユアンはシリウスに相談し、彼は「これはアンデッドクランの習性だ」と見抜く。彼らは記録を残す習性を持っていたのだ。
アンデッドクランがプロメテウスと手を組んだことが確実になると、シリウスは「本拠地はアンデッドグラウンドにある」と推測する。しかし今重要なのは本拠地ではなく、フリードが探しているASC制御器だった。
殺王の任務
ヘイルの情報でASC制御器がアンデッドグラウンドにあると判明し、一行は移動する。シリウスは「フェイトランが魔王として覚醒し暴走している可能性がある」と語り、最悪の場合に備える必要があると警告する。その最終手段とは「王の殺害」であった。
六つ星はそれぞれ二つの使命を持ち、その中で王と対峙し、その力を打ち砕ける二人がアリオネルとユアンだ。ユアンの第二の使命は「殺王」、アリオネルの第二の使命は「封印」である。
アリオネルは使命を聞き、フェイトランを哀れむが、ユアンは即座に受け入れる。「自分が任務を放棄すれば、ネバレス全体が地獄になる」と語り、殺王の武器を探しに行く。
その後、シリウスは「黙示録のカードがもう一枚残っている」と語り、それがファンタズマルクランにあると明かす。カードを回収し、テスキに渡すと、彼は特別な装置を作り、シリウスはそれを「私」に託す。それはカードのエネルギーを充填し、魔王の力を一時的に抑制する装置だった。
しかし、アリオネルとベラドリクスが待つ「亡者の家」に到着すると、すでに遅かった。ベラドリクスはフェイトランを守るため命を落とし、フェイトランは再び姿を消す。
ベラドリクスの遺志を継ぎ、シリウスは「彼らの死を無駄にしない」と誓う。
大破壊の根源を断つ
プロメテウス一味の本拠地で、特異な彫刻が施された透明な氷の指輪を発見する。シリウスはその氷の指輪を見て、それがリゲルの所持品であることを見抜く。リゲルには、自分の持ち物に自身の属性を付与する習慣があった。この氷の指輪は持ち主を追う性質を持ち、リゲルがいる場所こそがプロメテウスの本拠地であることは明白だった。
シリウスの予想通り、リゲルの氷の指輪は氷の城の入口に反応する。しかし、シリウスは数的不利を理由に、すぐに本拠地を殲滅するのは困難と判断し、まずは彼らの動向と状況を把握することにする。つまり、「私」が潜入し、プロメテウスの本拠地に盗聴装置を設置して監視することを望む。その結果、ASC制御器の位置が判明する。
シリウスはリンと共に亡者の塔へ突入し、リゲルの部下たちと戦う。激戦の末、リンは負傷し、シリウスは一人でリゲルと対峙する。シリウスは致命傷を負い、「私」に救出されるが、「自分ではなくASC制御器を優先すべきだった」と語る。なぜなら、ASC制御器の存在に人類の運命が懸かっているからだ。魔王はASC制御器を破壊し、フェイトランの自我から完全に解放されようとしている。一方、プロメテウスはASC制御器を使って魔王を制御しようとしている。現在、ASC制御器は魔王の攻撃で弱体化している状態だ。シリウスは「私」にASC制御器の破壊を託す。
ASC制御器を破壊し、前代賢者リゲルを討ち果たすが、シリウスの傷は致命的だった。彼は「魔王の中に残るフェイトランの意志を信じ、待つべきだ」という遺言を残し、ついに息を引き取る。一行は皆、シリウスの死を深く悲しんだ。
賢者ベラドリクス
1.概要
賢者ベラドリクス | |
---|---|
称号 | 第8賢者、6階の階主、王を守る光の守護騎士 |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
所属 | 賢者の塔 |
職業 | ??? |
位置 | 賢者の塔6階、ポリス ジュディン支部 |
年齢 | 20 |
性格 | 慎重で情熱的。 定められた死が訪れる前に、できる限りのことを成し遂げたいと願っている。 |
2.背景ストーリー
ベラドリクスは若くして異例のスピードで昇進し、最近第8賢者に任命されたことでネバレス中の話題となった人物である。しかし、実際の彼女は取るに足らない出自を持つ孤児だった。
過酷なネバレスで親や保護者なしに生き延びるのは容易ではない。さらにベラドリクスは先天的な病を抱えており、病で死に瀕していた。その時、彼女を密かに救ったのが賢者アルデバランだった。
アルデバランは死の淵にあった彼女を秘密裏に救い、アカデミー卒業まで支援した。アルデバランはこの事実を隠そうとしたが、聡明なベラドリクスはやがて真実を知る。彼女は自分を救ったのがアルデバランだと知り、賢者の塔に生涯を捧げることを決意。その後、彼女は賢者の塔の上層部にまで上り詰めた。
ベラドリクスは先天的な病を抱え、余命わずかな身でありながら、常に前向きな笑顔を絶やさない。しかし、その裏では賢者の塔が古代史に関する何かを隠していると考え、その真実を暴こうとする執念を秘めている。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
遺跡調査団を率いてデザートスクリームを訪れ、優秀な訓練生を推薦するようダンハイクに求める。公式任務は調査団の支援だったが、実際には有能な戦士を探し、非公式任務を遂行するためだった。
調査団の人員が揃うと、ベラドリクスは指示を出す。一つは調査地域の拡大、もう一つは盗賊ギルドの襲撃に備え、発掘品を即座に賢者の塔へ輸送すること。
その後、第2区域で発見した遺物によりシリウスを探す必要が生じると、ベラドリクスは「彼が最後に会ったのは魔法商人サリバンだ」と教える。
王の伴侶と守護騎士
「私」が収集したメモリアルコアは、ベラドリクス、ユアン、リン、フリードの顔を順に映し出した。彼らこそ光の守護騎士だった。ベラドリクスは自分が「王を守る光の守護騎士」であることに戸惑う。その後、「私」たちと共にブラッディアイス東の氷山地下バンカーの封印を解き、三枚目の黙示録カードを発見する。
魔物クランの挑発
魔法使いギルドの背後に黒幕がいるというシュターバックの報告を聞き、真相を知って驚愕する。ベラドリクスは、魔法使いギルドを支配する勢力がアブソリュートソウルコアを狙っていると推測し、その存在を明かす。これは賢者の塔でも極秘事項で、千年前の大破壊を引き起こした力の源である。ベラドリクスは「七つ目のコアの欠片は王の星が持っている」と語る。七つ目の欠片は他より強力だが、誰かが二つ以上の欠片を集めれば、七つ目の所有者でも抗えないという。だからこそ、王を急いで見つける必要があるのだ。
王は消えた
ベラドリクスは調査員にアブソリュートソウルコアの存在を伝えるよう依頼し、さらにアルデバランへの報告書を託す。報告書をベインから受け取り届けると、アルデバランは急用で塔に戻ったと聞かされ、すれ違いを惜しむ。ベラドリクスは「アルデバランが『私』に伝言を残した」と言い、ブラッディアイスの古い小屋に潜むナインを保護するよう頼む。
ナインはアカデミーを優秀な成績で卒業し、最年少で賢者の塔の研究員となったが、重要情報を盗み逃亡していた。ベラドリクスは「ナインを信じ、塔より先に保護すべきだ」と語る。発見時、ナインはヴァンパイアに拉致されていた。救出後、ナインは毒に侵され危険な状態にあった。
解毒のため、ユアンとリンはそれぞれプラントクランとアンデッドクランへ、「私」は砂漠のミュータントクランへ向かう。
ミュータントクランの薬庫で見つけた裂けた腕章をベラドリクスに渡すと、他のクランでも同様のものが見つかったと語る。それはシルバーウッドのものだった。ベラドリクスは「彼がフェイトランと共に魔物クランを狩っている」と推測し、完成した腕章をシリウスに送る。その後、シルバーウッドとフェイトランが「背徳の騎士」と「王」だったことを知り、驚愕する。
暗黒の魔法使いギルド
ポートルクスで再会したベラドリクスは近況を語る。アルデバランは塔内部の調査に入り、ベラドリクスは魔法使いギルドの調査を担当していた。現在、邪教はポートルクスにまで広がり、魔法使いギルドと接触しているという。ベラドリクスは「邪教はプロメテウスと関係している」と確信し、テスキに協力を求めるよう指示する。
テスキからギルドのスクロールを入手すると、ベラドリクスは「テスキは『私』を気に入ったようだ」と語る。
スクロールを整理したベラドリクスは、実験室の位置を突き止める。それはポートルクス南の海岸灯台付近だった。調査中、魔法書と青い液体の瓶を発見する。
調査の結果、魔法書にはポートルイナの記述があり、ベラドリクスは「塔の上層部しか知らない場所だ」と驚く。プロメテウスのスパイが塔の高官であり、魔法使いギルドと関係していると推測し、知人である可能性に衝撃を受ける。
さらに、青い液体は地下資源採取時の不純物から抽出され、プラントクランの力を弱めるものだった。これは魔法使いだけでは作れず、メタルクランの力が必要だった。
魔法使いギルドがメタルクランと手を組み、プラントクランを攻撃していた事実が判明。ベラドリクスは「フェイトランを守り、プロメテウスを討つ」と誓う。
悲しみを埋めて
アイクの死とフェイトラン失踪の報を受け、ベラドリクスは衝撃を受けるが、まずは事態を収拾し、フェイトランを取り戻そうとする。ヘイルの分析で、プロメテウスの本拠地は塔が秘匿していたポートルイナだと判明。出発前、シリウスがアルデバランと連絡が取れないと語る。
アルデバランを訪ねると、彼は塔に潜むスパイを調査中に殺害されていた。ベラドリクスはミスティックブレードを紹介し、アルデバランの遺骨をポートルクスの海岸断崖に埋葬するよう依頼する。
シリウス襲撃、アルデバランとアイクの死、フェイトラン失踪という悪報が続く中、ベラドリクスは「プロメテウス本拠地の急襲が最善」と同意し、シリウスへの連絡を請け負う。
魔王の根源
ベラドリクスは「ポートルクスとポートルイナで魔物クランが襲撃されている」と語り、魔王復活を疑う。シルバーウッドから「ドクター・ファウストとセイント・バレンタインが同一人物」という情報を聞き驚くが、それ以上に「フェイトランが暴走する前に止めねば」と主張。「私」にポートルイナのファンタズマルクランの巣でフェイトランを探すよう依頼する。しかし、彼は短剣だけを残して姿を消し、ベラドリクスは「王を守れなかった」と動揺する。
短剣は後に重要な役割を果たすと考え、シリウスに保管を依頼する。
殺王の任務
ヘイルの情報でASC制御器がアンデッドグラウンドにあると判明し、一行は移動する。シリウスは「フェイトランが魔王として覚醒し暴走している可能性がある」と語り、最悪の場合に備える必要があると警告する。その最終手段とは「王の殺害」であった。
六つ星はそれぞれ二つの使命を持ち、その中で王と対峙し、その力を打ち砕ける二人がアリオネルとユアンだ。ユアンの第二の使命は「殺王」、アリオネルの第二の使命は「封印」である。
アリオネルは使命を聞き、フェイトランを哀れむが、ユアンは即座に受け入れる。「自分が任務を放棄すれば、ネバレス全体が地獄になる」と語り、殺王の武器を探しに行く。ベラドリクスは「アリオネルの使命はあまりに過酷だ」と語るが、自身の使命は「犠牲」であった。
その後、フェイトランが現れる。彼は七つのコアのうち二つを手に入れていたが、自らを封印するためベラドリクスとアリオネルを訪ねる。しかし、アリオネルが躊躇する間にシルバーウッドが襲撃し、コアを奪おうとする。ベラドリクスはフェイトランを守り、自ら犠牲となる。フェイトランは再び姿を消す。
致命傷を負ったベラドリクスは「使命を果たせた。フェイトランが無事でよかった」と語り、ネバレスを守るよう遺言を残して息を引き取る。シリウスは「二人を残したのは誤りだった」と悔やみつつも、その死を無駄にしないと誓う。
賢者アルデバラン
1.概要
2.背景ストーリー
アルデバランは賢者の塔の七賢者の一人である。シリウスほどの人気はないが、人々に愛される人物だ。古代史研究の権威であり、資料収集のため匿名でネバレス全土を放浪している。
彼は常に笑顔を絶やさず、人々に親しみを与える一方、時折驚くべき情報をもたらしては姿を消すこともある。ベラドリクスによれば、嫌いな相手には礼儀正しく、気に入った相手には親しげに接するという。第8賢者ベラドリクスとは深い縁があり、身分の制約がなければ理想的な恋人同士になっていたかもしれないと噂されるほどだ。
そんなアルデバランがある日、長い放浪を終えて賢者の塔に戻った。人々は「すぐにまた旅立つだろう」と思っていたが、その予想は外れた。彼は長らく欠席していた賢者会議に出席し、大陸の問題に関与し始めたのだ。さらに、遺跡調査団の総責任者も務めることになった。
多くの人々はこの変化を歓迎したが、全員ではなかった。賢者の中でも権力欲の強いプロキオンとカペラは、アルデバランの変化を快く思わず、彼が自分たちの不正を暴くことを警戒した。そのため、彼らはプロメテウスによるアルデバラン暗殺を暗黙のうちに容認した。
しかし、アルデバランはすでに賢者の塔に潜入したプロメテウスのスパイの正体を突き止めていた。彼は死の直前、その情報をミスティックブレードに託す。
3.ゲーム内クエストでの行動
プロローグ
ベラドリクスの依頼で遺跡調査団の総責任者を務め、「私」に仲間たちを紹介する。その後、「私」が光る遺物を単独で持ち帰ると、それが「私」にだけ反応したのではないかと推測する。遺物の正体はアルデバランにも分からず、シリウスの知恵を借りることを提案する。シリウスは死んだとされていたが、実はどこかに身を潜めていた。アルデバランはシリウスを探すよう依頼する。
邪教の伝播
遺跡調査中、ネバレス全土に邪教が広がっていた。アルデバランは「私」に調査を中断し、邪教による問題解決を依頼する。
王は消えた
再会したアルデバランは「私」が以前より強くなったことに感嘆する。魔物クランから発見された腕章の破片が、元は一つの腕章だったことを突き止める。
フェイトランを連れ戻すと、アルデバランは彼が強い罪悪感に苛まれていると診断し、「守護の剣」について説明する。それは光の六つ星と王を守る集団であり、遺跡調査団のメンバーもその運命を背負っているという。シリウスは守護の剣の首領だった。アルデバランは「残るは闇の組織を討つことだけだ」と語る。
暗黒の魔法使いギルド
アルデバランはベラドリクスに急報を送り、驚くべき事実を伝える。それは、邪教の背後にダーククランが存在し、魔法使いギルドがフォースの知識で魔物の変異を促進しているというものだった。さらに、彼らはメタルクランと手を組み、プラントクランを攻撃していた。これらはすべてアブソリュートソウルコアの欠片を狙い、大破壊と新世界の再建を目論んでいたのだ。アルデバランは「彼らがその力をどう制御するつもりなのか理解できない」と憂慮する。
悲しみを埋めて
シリウスの指示で訪れると、アルデバランは賢者の塔内部を調査中に殺害されていた。生前、彼はポートルクスの海岸断崖を愛していた。理由は、そこから見る日の出と夕暮れが美しかったからだ。彼の遺骨もその断崖に埋葬されることとなる。
賢者ベテルギウス
1.概要
2.背景ストーリー
ベテルギウスはリゲルほどではないが、公の場にほとんど姿を見せず、自分の心を明かさない人物である。人々が彼を目撃する時、彼は常に何かを考え込むように黙している。
セイント・バレンタインが氷の大地で魔王を封印し、命を落とした時、彼の傍らにいた三人の弟子のうちの一人が第5賢者である。[1] 現在の第11代ベテルギウスは、セイント・バレンタインが最期に残した言葉を前任者から密かに伝え聞き、その内容に大きな衝撃を受け、しばらく隠遁して思索にふけっていた。元々口数が少なく、心情を表に出さない上、代々特定の者にのみ伝えられる秘密であるため、その詳細を知る者はいない。
しかし、表舞台に立たないとはいえ、セイント・バレンタインの遺志を継ぐ賢者の塔と七賢者の役割を極めて重視していることは確かである。彼は賢者の塔が分裂する事態を決して看過しないだろう。
3.ゲーム内クエストでの行動
登場しない
- ↑ 残りの二人が誰であったかは不明。
賢者ポルックス
1.概要
2.背景ストーリー
賢者ポルックスの家系は代々、第7賢者の座を受け継いできた。しかし幼いポルックスはまだ準備が整っていなかった。第10代の第7賢者が健康悪化で急死しなければ、幼いポルックスがそんなに早く座を継ぐことはなかっただろう。
もちろん賢者の塔は血縁があるからといって無条件で重責を任せる場所ではなかった。第11代ポルックスの能力は幼い年齢にもかかわらずすでに驚くべき水準であり、賢者の座を継ぐのに不足はなかった。しかしポルックスは突然受け継いだ賢者の座を重荷に感じていた。さらに家系の偉業を継ぐよう周囲から暗に加えられる圧力に苦しんでいた。
周囲の賢者たちもまた、幼いポルックスにとってあまり助けになる人物ではなかった。アルデバランは放浪中で、シリウスは行方不明、リゲルは接近を許さなかった。野心的なカペラとプロキオンは常にポルックスを排除し、牽制してきた。他の二人とも接点がなかった。
このような環境では、ポルックスが意欲を失うのは当然のことだった。ミドレス大陸の象徴的指導者の役割を兼ねていたにもかかわらず、ポルックスは政治的野心や欲望に無関心になっていった。
3.ゲーム内クエストでの行動
登場しない